anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

映画とはあまり関係がないのですが、

昨日、従妹の結婚式がありました。 私も従妹ですから、まあ年齢はそこそこなんですが、この年で、同じ世代の結婚式はもう珍しくなっています。
あまり映画とは関係ないかもしれませんし、従妹といっても本当に久しぶりに会う彼女、昔の面影ははっきり残っていましたし、お決まりのスライドには、私が知っている彼女の子供のころの姿が映っていて、その部分は懐かしく感じました。

この式の中でハッとすることがあったんですよね。
それは冒頭の主賓のあいさつでした。
新郎側の恩師に当たる方だったんですが、話し慣れている感じの私よりちょっと年齢の上の方でしょう。
新郎との思い出を淡々と語りはじめました。 新郎は全く知らない方なので、人となり、今までの生い立ちなどを離されていました。
そして最後にしめ括りで言ったことが結構グッと来たんですよね。
「愛するという事は一方通行、決して見返りを求めてはいけない。見返りを求めるところからささくれ立ってくる。」

そこでさくっとスピーチを終えてマイクから離れていきました。 去り際もかっこよかったんですが、なかなか経験者ならでは、人生の先輩ならではの言葉でしたね。

ともすると、「俺は(私は)こんなに愛しているのに、こんなに尽くしているのに、なぜわかってくれないのか?」
これが結婚前なら、振った振られたで終わりますが、いざ一緒に生活をし始めた後に来るんですよね。
また、映画の中でも、こういった一方通行を嫌い、いつまでも双方通行でないと気が済まない、また初めからそうでないとだめでそうなってくれないなら殺しちゃう、そんな題材の作品が多いですよね。
映画だけじゃなく、多くの色恋沙汰の犯罪の多くは、こういうことから始まっているなあ、と思いました。

まあ振り返ると自分もそうですし、形を変えて今でもそうだと思います。何も恋愛に限ったことではなく、兄弟、親子、友人、すべての関係に当てはまるんでしょうね。
かえってビジネスくらいですかね、それを露骨に求めていいのは。

どんな作品がそれに値するのか?なかなか今の時点では浮かびませんが、今後そんな作品があったら、「これだな・・・」と思い鑑賞しようかなと思ったことでした。

同じ代の結婚式に出るのはこれで最後かな?