anttiorbの映画、映像の世界

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美女と野獣

2014年作品、クリストフ・ガンズ監督、レア・セドゥ主演。
 
裕福な商人だった父が財宝を積んだ船を嵐で失い破産、娘のベル(レア・セドゥ)と二人の姉、そして兄たちの家族は都会の贅沢な暮らしに別れを告げ、田舎へと引っ越すことになった。 今まで贅沢三昧で育った姉たちは必死に抵抗するが、傲慢に生きてきた商人の父(アンドレ・ディソリエ)に都会の人たちは冷たかった。
しかしベルは田舎の暮らしに一人生き生きしていた。 二人の姉の尻を叩き働くことに精を出した。 
しかし嵐で難破した船が流れ着いたという知らせが入った。 積み荷があれば都会にまた戻れる、意気揚々と積み荷を引き取りに行った父だが、もうそれは父の所有ではなく港の物になると言われる。
途方に暮れ酒場に行くと、そこにいたのは息子を付け狙っている男たちに追われるが、店主が裏口から何とか逃がしてくれる。 雪の中、馬ととぼとぼ田舎の家に帰る途中、馬の足が折れ、彼は谷底に落ちてしまった。
しかし目が覚めると目の前に古い城があった。 そこに入っていくと、目の前に豪勢な食事が並んであった。 さらに、そこには金が戻って来た際に、子供たちが欲しがっていた者がすべてあった。 ただ一つベルの希望の、薔薇一輪を抜かして。
父はその食事を食べ、品物を取りそこから逃げようとした時、一輪の薔薇を見つけた。 これはベルの希望の物と思い手に取った瞬間、黒く大きな影が襲い掛かる。「俺のいちばん大切なものを盗んだな」と怒りに燃え叫ぶのは、見るも恐ろしい野獣(ヴァンサン・カッセル)であった。 野獣は薔薇の代償に男の命を要求、1日だけ猶予を与えるが戻らなければ家族を順番に殺すと宣告する。
帰宅後、父からその一部始終を打ち明けられたベルは、翌朝、自分のせいでパパまで失いたくないと意を決し、野獣が父に教えたという呪文を馬に囁く。すると森の木々が道を開き、馬に乗ったベルは城へと導かれるのだった。
はたしてベルの運命は…
 
アニメーションや、ミュージカル、いろいろな形で今まで作品になっていますが、有名なのはミュージカルとディズニー作品アニメではないでしょうか? 私はどれも未見なので、物語の内容さえおぼろげでした。
基本的には、美女であるベルと野獣との異類婚姻譚なんでしょうが、今回の作品では、野獣である王子の過去がはっきりと描かれていました。
幸せな結婚をしていた王子は、狩りが好きだったが、プリンセスから雌鹿だけは狩っちゃいけないと言われているが、その約束を破ったことから野獣となってしまうということなんですね。
なかなかクライマックスのシーンはスペクタクルでしたね。 他作品でもああなんでしょうか? これはぜひ他のソフトを見てみたいですね。
 
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落ちぶれてしまった父が不思議な城での出来事を話す
 
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単身城に向かったベル
 
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そこにいた野獣と
 
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だんだんと心が通っていく
 
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そして一度家族に会わせる野獣
 
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野獣は実は王子だった
 
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