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トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン

2011年作品、マイケル・ベイ監督、シャイア・ラブーフ主演。
 
金属生命体は、かつては平和的な種族だった。 しかし戦争が起こり、オートポッドとディセプティコンの闘いは数で勝るディセプティコンの優位となった。 その時、オートボットの1隻の船が、この星の運命を変える重要なものを乗せて脱出した。 しかしその船は途中で撃たれ、ある星に墜落した。
1962年、月にある衝撃が走ったことが観測された。 そして人類は宇宙に目を向けるようになった。 アメリカはアポロ計画を始めるのだった。 時の大統領はJ・F・ケネディだった。 彼はロシアより早く月に行くことを目指していた。
1969年7月20日、月面着陸に成功したアポロ11号のアームストロング船長とオルドリン操縦士は、人類で初めて月に降り立った。 全世界が注目したこの歴史的偉業の陰で、米国政府とNASAはある事実をひた隠しにしていた。
月の裏側に入っていたからという言い訳をしながら、彼らは裏側で極秘任務に就いていたのだった。
そこにあったのは金属生命体と、彼らが乗っていた宇宙船だった。 すでに全員死んでいて、巨大な存在だった。 もうこの時代の大統領はニクソンに代わっていたが、アメリカはこの事実を封印した。 そして時は流れた。
現代のアメリカ・シカゴ。 社会人となったサム(シャイア・ラブーフ)だが、なかなか就職が叶っていなかった。 彼の新しい恋人・カーリー・スペンサー(ロージー・ハンティントン=ホワイトリー)と一緒に暮らしているが、彼は今ヒモ状態だった。 
サムは前回の活躍でオバマ大統領から勲章をもらっていたが、その時にホワイトハウスで働いていた彼女と出会っていたのだった。 カーリーはなぜ彼が勲章をもらっていたのかは知らなかったが、彼の活躍したことを信じている。
サムは元ディセプティコンのホィーリー(声:トム・ケニー)とブレインズ(声: レノ・ウィルソン )を家においていた。 ホィーリーは前の彼女の悪口を言うほど口が悪く、いたずらが過ぎるが、サムは彼らを半ば匿っているのだった。
サムは就職活動中だったが、両親がまた会いに来た。
オートボット達は何をしているのか? 彼らは人類の紛争を鎮圧する活躍をしていた。 しかし、前回の戦いで逃げたメガトロンへの警戒は怠ってはいないのであった。
しかしチェルノブイリで不穏な動きがあった。 ヴォスコッド(ラヴィル・イスヨノフ)という人物がここに案内をしたが、何か変な行動をする男だ。 防護服も着ないこの男は、すぐに姿をくらました。 ここにはスプートニクのマークの入ったケースがあった。 そして次の瞬間地下から蛇のようなディセプティコンが現れた。 自在に地中へ潜れるその生命体は厄介な奴で、ショック・ウェーブという。 そして彼が狙っていたのは昔のオートモッドの宇宙船の部品だった。
サムはいろいろ面接を受ける中、カーリーの上司のディラン(パトリック・デンプシーの推薦によって宇宙開発事業に携わるアキュレッタ・システムズ社に資料運搬係として入社する事となる。 ブラゾス副社長(ジョン・マルコヴィッチ)は厳しい男だが、なんとか気に入られたサムだった。
オプティマス・プライムは月における秘密事項を政府に聞き、直ちに仲間と月に飛んだ。 そして伝説の戦士、センチネル(レナード・ニモイ)を復活させた。 しかしその頃地球では、オフィス機器に姿を変えていた侵略者・トランスフォーマーたちが、人間を襲い始めたのだ。 また闘いの開始の合図だった…
 
一応の初期3部作の完結編ですが、この作品の大きなつまずきは前作までのヒロイン、ミカエラ役のミーガン・フォックスの降板ですね。 新ヒロインのロージー・ハンティントン=ホワイトリーは美女ですが、何ともとってつけたような別れの説明があまりにも不自然で、ホィーリー達に悪口を言わせているのはいただけませんね。
1作目、2作目とあれだけ闘いを乗り越え絆を持った二人が、あっさり別れるのは納得いかないですよね。
面白いゲストキャラがいますよね。 アキュレッタ・システムズ社の社員のジェリー・ワン役のケン・チョンです。 「ハングオーバー」シリーズ http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9750346.html http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9757857.html http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9765191.htmlでおなじみの怪演キャラは有名ですね。 出番は少ないですが、面白い起用ですね。 まだこのシリーズにお笑い要素を残しているのはいいところです。
物語はセンチネルが今回は重要キャラですが、声優がなんとレナード・ニモイなんですね。 大物起用ですが、顔を出す役でも出てほしかったですね。
最初からキャストに無理があることから始まったこの作品、正直物語にも無理があるように思えました。本当はここで打ち止めだと思ったんですが、なんと新作が!
明日アップします。
 
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新ヒロインのカーリー
 
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就職した会社に早くも
 
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隠すことなく現れた巨大戦艦
 
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人類も巻き込んだ大きな戦いとなる
 
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サムも昔の仲間と合流しての戦いとなっていく
 
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