anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)


高度な知能を得た猿と人類の全面戦争が勃発してから2年後。 シーザー(アンディ・サーキス)率いる猿の群れは森の奥深くに身を潜めていた。 コバ( トビー・ケベル)が起こした人間との戦争だったが、シーザーは人間との戦いに区切りをつけ、一方人間は蔓延する病気で大きく現象をしていた。
人間は、シーザーたちの隠れ家を急襲するが、シーザー率いる猿の群れに壊滅させられてしまう。 しかしシーザーは捕らえた数人の人間を解放し、戦いを止めるように戻って説得しろと言い渡すのだった。
引き続き警戒を怠ることがない中、シーザーの息子・ブルーアイズ(マックス・ロイド=ジョーンズ)が旅から帰ってくる。 彼の目的は猿の勢力が安全に暮らせる土地の調査だった。 ブルーアイズは少し遠くなるがその候補地を見つけたのだった。
しかし、ある夜再び奇襲を受け、シーザーの妻とブルーアイズが落命してしまう。 予想もしてなかった山頂からの奇襲、その男はシーザーを振り切り脱出していった。
男は敵の軍隊を統率する大佐(ウディ・ハレルソン)で、シーザーは仲間たちを新たな隠れ場所に向かわせ、自らは妻と息子の仇を討ちに大佐を追うのだった。
しかし一人では行かせられないと、穏やかなオランウータンのモーリス(カリン・コノヴァル)やシーザーの片腕的な存在のロケット(テリー・ノタリー)らが彼についていくのだった。
道中、廃屋のような小屋で男を発見する。 発砲してきたのでやむなく撃ち殺すが、そこにいたのは口のきけない人間の少女ノバ(アミア・ミラー)だった。 モーリスはほうっておけないと彼女を連れて旅を続ける。
さらに、馬を盗もうとした動物園出身の奇妙なチンパンジー、バッド・エイプ(スティーヴ・ザーン)も加わっていくが、彼が大佐のいると思われる場所を知っていた。 始めは案内を嫌がるバッド・エイプだったが、シーザーの悲しみを知り、一行は大佐のアジトである巨大な要塞にたどり着いた。 しかし大佐は意外な戦いに備えていたのだった・・・

三部作の最終話、シーザーの戦いもこれで終わりということですね。
主演はアンディ・サーキスが三度シーザー役に起用されています。 彼は「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13231379.html にも出演していました。
そして大佐役でウディ・ハレルソン、「スウィート17モンスター」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14879678.html が近作ですね。
物語は、人間との戦いを避けたいシーザーが、新転地に向かう直前に襲撃され、妻と長男を失うことによって、復讐の鬼になって行くんですね。 でも猿の社会に彼は絶対必要な存在、復習で死なせるわけには行かないということで、3人の友が付いてくるんですね。 そして後に重要な存在となる、ノヴァ、コーネリアスがここで登場してくるんですね。
新シリーズは、旧シリーズ https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/folder/576674.html の前日譚だと思っていましたが、ようやくここで繋がるということに多少は兆しがありました。 しかし一連のこの新シリーズは、一貫してサルのほうに思いいれが湧きますね。
旧シリーズは、始めは人間側に立ち、途中から猿側、そして猿の中で、ゴリラがどんどん悪役になって行きますが、今シリーズはわかりやすい構造だったと思いますね。

イメージ 1
深い山でひそかに暮らしていたシーザーたち

イメージ 2
襲撃を撃退し、捕らえた人間たちを解放するが

イメージ 4
この男に妻と息子を殺される

イメージ 3
そして大佐を追い人間の基地を探しに行く

イメージ 5
そしてノバを見つける

イメージ 6