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22年目の記憶

2014年作品、イ・ヘジュン監督、ソル・ギョング パク・ヘイル ユン・ジェムン イ・ビョンジュン出演。

ソングン(ソル・ギョング)は、売れない役者だった。 セリフのない役は当たり前、散らし貼りや裏方の仕事ばかりをしている。 でも彼はそんな仕事も楽しかった。 ただ彼には母と息子がいて、息子のテシク(Park Min-Soo)には、ひとつの悩みがあった。 父親が本当に役者なのかと、友達に疑われているのだった。 そんなソングンにチャンスが巡ってくる。 代役で王の役をするというのだった。
監督からは、ただセリフをしっかり覚えるだけでいい、演技は期待していないといわれ、でも彼は必死にセリフを覚えるのだが、本番で彼は舞台に出た瞬間全部飛んでしまい、それを悲しそうに見ているテシクの姿があった。
しかし楽屋で落ち込んでいると、ホ・サムウン(イ・ビョンジュン)という男があるオーディションがあるから、誰にも言わずに来て欲しいといわれる。
1972年、韓国と北朝鮮との間で南北共同声明が発表される。 統一ムードが高まる中、初の南北首脳会談に向け、韓国で北朝鮮の最高指導者・金日成の代役オーディションが秘密裏に行われる。 合格したのは、売れない役者のソングンだった。完璧な金日成になるという使命を与えられたソングンは、役にのめり込むあまり、幼い息子テシクが “パパじゃないみたい” と言うほどの変貌を見せる。 やがて、役から抜け出すことができなくなったソングンは、いつしか自分を金日成だと信じ込んでしまう。
それから22年後の1994年。 成長したテシク(パク・ヘイル)が、ある事情で老人ホームに入居していたソングンを迎えにやってくる。 こうして2人の同居生活が始まるが、テシクは日々、金日成として振る舞うソングンに振り回されっぱなし。
だが、時折見せる父親としての顔に、思いを断ち切ることもできない。 果たして、ソングンは父親としての自分を取り戻すことができるのか…

これは実話のような感じを受ける作品ですね。
監督はイ・ヘジュン、「最後まで行く」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14814197.html で脚本を担当していましたが、監督作品を見るのは初めてです。
成長したテシク役でパク・ヘイル、「提報者 ~ES細胞捏造事件~」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14644115.html で主演でした。
そして紅一点でリュ・ヘヨン、「あいつだ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14126008.html で主人公の妹役をしていました。 可愛い彼女、良い役でした。

物語は、朝鮮の南北会談に実は模擬会談があったというお話です。 まだ金日成が生きていた時代に、南北会談が計画されていました。 しかし、いきなり対話する事はできず、ダミーとして、オーディションを行うんですね。 でも彼が簡単には選ばれません。 苛酷な拷問の様な審査を経て、何とか選ばれますが、今度はそこから、サムウンと、もう一人左翼の政治犯の男が脚本を担当します。
しかしある日、この計画は無期延期となり、ソングンは開放されてしまうんですね。 そして22年の歳月がたつんですが。

この作品、実際の南北会談があったのは2000年が初めてですが、実は1971年に南北の赤十字が対話をしているんですね。 それを受けてのお話になっている感じがします。
実際に金日成が亡くなったのはこの作品の直後、本当に模擬南北会談が行われた箇所が入っています。 金日成が話した動画は見たことはないので、そっくりかどうかはわかりませんが、回りの反応で似ていたんでしょうね。

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父が役者だという事を恥じているテシクのため

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必死な父・ソングン

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一度は失敗したがオーディションに受かる

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そしてサムウンが演出を

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しかし22年の歳月がたつ

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