anttiorbの映画、映像の世界

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櫻の園 -さくらのその-

2008年作品、中原俊監督、福田沙紀、寺島咲、杏、大島優子出演。
 
女子高生・結城桃(福田沙紀)はヴァイオリニストを目指していた。 教師の若松志乃(米倉涼子)からは、あなたの弾き方ではコンクールでは勝てない。 はっきり言われてしまった。 彼女はついヴァイオリンを辞めると言いきってしまった。
音楽学校を退学した彼女は、姉・結城杏(京野ことみ)がかつて通っていた名門私立女子高校、櫻華学園へ編入してくる。 なんでこの名門校に編入できたのか? それは母と姉と両方通っていた母校で、父の必死の頼み込みがあったからだった。 高校3年だけの1年間の在学だった。
教師の坂野佳代(菊川怜)が出迎えてくれた。 姉の1年先輩で、彼女が担任になるのだ。  世話は赤星真由子(寺島咲)がいろいろ教えてくれるのだが、何かよそよそしい。 みんなここに入学するのに苦労していたのだが、スッと入ってきた彼女にいい感じを持てないのだった。
そして図書館から古い建物が見えた。 そこが旧校舎だった。
桃は伝統を重んじる音楽学校の方針とそりが合わず、新たな目標を求めてここに来たのだが、期待に反して櫻華学園も伝統が幅を利かせる学校だった。
早くも教頭の高山玲子(富司純子)から注意を受けてしまった。 他人がどう思おうとも、自分が正しいと思ったことを貫く性格の桃は、転校初日から早くも規則だらけの学校に違和感を覚える。
漠然と日々を過ごしていたある日、彼女は校舎内に“開かずの部屋”と言われる場所があることを知 る。 そこは廃部となった演劇部の部屋だった。
好奇心に駆られた桃は、その部屋でチェーホフの『櫻の園』の台本を見つける。 彼女はそれに何かを感じたのだった…
 
同級生役に寺島咲、杏、大島優子はねゆり)、下級生役に武井咲などが出ていて、結構今を時めく豪華若手女優陣ですね。
公開時は見事に失敗したと言われていて、1990年版がヒットしたので、テイストを変えたことと、個性ある女優陣を生かすことができなかったのが敗因では?
一応青春ドラマになっているんですが、躍動感が今一つでした。 まあ大島優子見たさだったんですがね。
やっぱり杏の存在感が抜群ですね。 長身で一番目立つだけでなく、演技に重厚感があります。凄味のある女優さんですね。
 
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教師の若松志乃に引導を渡されてしまった桃
 
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そしてこの高校に転校をしてしまう
 
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しかしあっさりと入学してきた彼女に風当たりは強かった
 
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しかし今は演じられていないある作品のことを知る
 
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そしてその練習に入ることになる
 
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長身の葵に主役をしてもらう
 
 
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