anttiorbの映画、映像の世界

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さんかく

2010年作品、吉田恵輔監督、高岡蒼甫田畑智子小野恵令奈出演。

カスタムカーが趣味で釣具ショップに勤める30歳の百瀬(高岡蒼甫)と、29歳化粧品販売員の佳代(田畑智子)は同棲して2年。 付き合いたてのラブラブ感はなく、特に百瀬は佳代との関係にマンネリを感じ、態度や言葉の節々が無愛想になっていた。そんな二人の家に、佳代の妹で中学三年生の桃(小野恵令奈)が夏休みを利用して転がり込んでくる。
天真爛漫な桃は、下着同然の部屋着姿でうろついたり、百瀬に耳打ちしてきたりと百瀬を翻弄、佳代がいるにもかかわらず百瀬は桃に惹かれていく。 二人のおかしな空気を感じてか、佳代は桃に釘を刺すが、桃は 「もしかして嫉妬?」 としれっとするだけであった。
夏休みも終わりに近づき、桃が実家に帰る前の晩、桃がいなくなるせつなさ で百瀬は思わず桃を抱きしめてしまう。 さらにその夜、眠れずにトイレに立った百瀬と起きてきた桃は自然とキスを交わすのだった。
桃が実家に帰ってからも、毎日のように桃のことで頭がいっぱいになっている百瀬は、毎晩のように電話をするようになっていく。 しかし不思議にももは電話に出なくなっていくのだった。
そしてとうとう、ふとしたことから言いあいになってしまい、百瀬は佳代に別れを告げて家を飛び出してしまう。 一方、フラれた佳代は、百瀬への思いを断ち切れず、彼の仕事場まで理由をつけては足を運び、百瀬に迷惑がられる。 それでも懲りない佳代は、百瀬の新居をつきとめ、無断で侵入、掃除や冷蔵庫の補充などストーカー行為に発展していった・・・

元AKB48(当時は在籍中)だった、小野恵令奈が出演していることで当時は話題になった作品ですね。
監督は吉田恵輔、昨年の 「ヒメアノ~ル」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14181600.html はなかなか怖いサスペンスでしたね。 そして一番泣けた作品が 「麦子さんと」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13615399.html でした。
主演は高岡奏輔、当時は蒼甫表記でしたね。 宮崎あおいの元夫ですが、このころは売れている俳優でした。 「バトル・ロワイヤル」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14340119.html は2010年でしたが、 「十三人刺客」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6172383.html にも出演していましたね。
そして田畑智子、彼女は女優として大好きですね。 今作のような役もできるし、きらりと光る脇役も。 近作は 「たたら侍」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14937225.html でした。
そして小野恵令奈は今作が転機となりAKB48を卒業したとのうわさもありますが、映画は 「白ゆき姫殺人事件」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11339416.html にちょこっと出演しています。
物語は単純に言えば姉妹と姉の彼氏との三角関係のお話ですが、元々桃がどうして出て来たのかですよね。 それは15歳の桃らしい理由でした。 憧れの先輩に会いに来たんですよね。 でもあっさりと振られ、暇なときに優しくされたのが百瀬だったんですね。
桃にとっては優しいお兄ちゃんくらいの存在、でもそれに尾ひれがついて行くって感じです。
大島優子がチョイ役で出演、バーター的な役でした(^^)

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いきなり夏休みに出てきた桃

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遠慮のない桃

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倦怠感の会った二人の間に

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そして無邪気な態度に

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百瀬が偏っていく

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イタイ車に乗っている百瀬

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