anttiorbの映画、映像の世界

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呪怨 -終わりの始まり-

2014年作品、落合正幸監督、佐々木希主演。

生野結衣(佐々木希)は臨時教員で、ある小学校の面接を受けていた。 面接をした教頭はあっさりと採用を認め、その時前任の担任が、やめてしまって担任不在のクラスを受け持つように言われた。
結衣は臨時職員の資格しかないのだが、それでもいいと言われる。 恋人の宮越直人(青柳翔)にその喜びをすぐに伝えた。 しかしそのあと何気なく校庭に傘が落ちていた。 そこに近づく結衣、しかしその傘は書かれた“渦”の中心にあった。
誰もいないはずなのに、子供の声がするという家がある。 そこに来たのは女子高校生の七海(トリンドル玲奈)、莉菜(金澤美穂)、葵(高橋春織)、弥生(黒島結菜)の4人だった。
七海が一番怖がりなので、連れて行って怖がらせようというちょっとしたいたずら心もあった。 この家は、売りに出されているので、中は一応リフォームされ、清掃も入り綺麗になっていた。 しかし2階からなにか聞こえた七海は、一人フラフラと2階に上がっていく。 声のする部屋に入ると誰もいない。 しかし振り向くと白い少年がいた。 びっくりする七海。 その声を聞き3人が上がってきた時には少年は消えていた。
結衣は、はじめの授業の時、一番後ろの席が空いているのが目に付いた。 その席は、佐伯俊雄という児童が不登校になっているため空いているのだった。 彼女は俊雄の自宅を訪問することにした。 そしてそこは例の家だった・・・

劇場版の「呪怨http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/787057.html http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/796214.html は3作目となりますね。 オリジナルビデオ作品や、ハリウッドリメイクを入れると9作目になりますかね。 もうこの世界は、完全に独立した空間になっています。
一応全部見て、ホラーコーナーに入っていますが、書庫として作ろうかなとも思っています。
この作品は伽耶子と俊雄の強い怨念がベースになっています。 そして今まで断片的に語られているんですが、今作はそれが大胆に明かされています。
基本この家に入っただけで、呪われ、あるものは殺され、あるものは消されます。 要はこの世から抹殺されるんですね。 問答無用で、情けはありません。
どうしてここまで強い怨念を持ってしまったのか? 俊雄と伽耶子の恨みの下は多少理解できますが、実はその以前から・・・
今回の監督は落合正幸監督で、呪怨シリーズは初めて撮っていますが、ホラーとしてはもうベテランの域ですね。 清水崇氏は原案・監修としての参加でした。
終わり無き恨みの連鎖、結末はあるんでしょうか? 結末を見たくもあり、永遠に恐怖を味わいたくもあり、悩ましくも面白いジャパニーズホラーですね。


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なんと担任を任され嬉しさいっぱいの結衣

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恋人の直人と喜びに浸る結衣

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遊び心で来てしまったある家

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七海は白い少年と出会う

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この家の何かを知っている不動産屋

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