anttiorbの映画、映像の世界

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マニアック

 
酒を飲んでこれから帰る女が二人、二人は別れ、ジュディ(リアーヌ・バラバン)は男にちょっかいを変かけられるがそれには乗らず、家に帰ろうとする。 しかしそれをずっと車の中から見ている奴がいた。
途中まで後をつけていたが、どうやら彼女の家を知っているようで、車はいったん遠ざかった。 自分のアパートのドアを開けようとした時、男はうしろから声をかけてきた。 彼女が大きな声を出そうとしたその瞬間、顎を一刺しされ彼女は即死だった。 そして男は彼女の頭皮をはぐのだった。
両親のマネキン店を継いだマネキンの修復師フランク(イライジャ・ウッド)は、出会いサイトを検索していた。 そして店で待ち合わせすることになった女・ルーシー(ミーガン・ダフィ)は腕、胸、いろんなところにタトゥーを入れている派手な女だった。 酒を飲んでいると、フランクは気分が悪くなった。 急いでトイレに駆け込み薬を飲んでいったんは落ち着いた。
食事が終わり、ルーシーを送り、そして彼女に誘われた。 すぐに服を脱ぎ誘ってくるルーシー。 しかしフランクが強烈に拒否反応を示す、そして結局彼女の首を絞め殺してしまった。 その後はお決まりで頭皮を剥ぐのだった。
フランクは自分の部屋にお気に入りのマネキンを置き、剥いだ頭皮をかぶせるのだった。
そんなある日、店の前で写真を撮っている女がいた。 「マネキンの写真を撮りたいんだけどいいかしら?」 そう聞いてきた彼女はアンナ(ノア・アルネゼデール)といい、ブロンドの美しい女性だった。 彼女はマネキンをアートと言ってくれた。 フランクが古いマネキンを修復し、命を与えていると言ってくれた。 そしてそのマネキンを貸してほしいというのだった。
自分の個展に飾りたいというのだ。 OKするフランク、自分を理解してくれる女性、マネキンを理解してくれる女性は初めてだった。
しかし、彼女には特定の相手がいた。 そして彼女の個展の日が来たのだった…
 
ロード・オブ・ザ・リング」 で主役を張ったイライジャ・ウッドが猟奇的連続殺人犯を演じています。 ただの残酷な殺人をするイカレタ野郎という見方もできますが、実は彼には幼いころのトラウマがあるんですね。
まあそうでなければこんな殺し方、やりませんよね。 彼が求めているのは結局安らぎなんですが、それは満たされることの無い物なんですね。 
そして発作のように犯してしまう罪、何ともやるせない男でした。 後味が良い作品ではもちろんありません。
 
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マネキンと共に暮らしているフランク
 
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親の店を彼は継いでいた
 
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そこに現れた、マネキンを愛してくれる女性
 
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彼女はアンナといって、フランク会彼女に惹かれる
 
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しかし彼の隠された姿は…
 
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