anttiorbの映画、映像の世界

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9か月

 
浜辺で幸せそうな二人、子供専門の精神科医サミュエル(ヒュー・グラント)は、ダンス教師の恋人レベッカジュリアン・ムーア)。 付き合い始めて5年になるが未だに籍は入れていない。
そこに凧が落ちてきてサミュエルにあたってしまった。 倒れるサミュエルにすっ飛んできた家族・ゲイル(ジョーン・キューザック)とその夫マーティ(トム・アーノルド)のドワイヤー夫妻と3人の子供たち。 助ける感じではなくただ騒いだ挙句行ってしまった。
親友で売れない画家ショーン(ジェフ・ゴールドブラム)の家に泊まりに行ったとき、彼はいつものGFと一緒ではなかった。 分かれて新しい若い金髪の彼女と一緒だった。 ショーンは結婚で縛られるのは嫌で、そのために恋人と別れたと言う。 最近レベッカが将来のことを気にし始めているのを感じていたサミュエルは、親友の一言に思い悩み始める。
そこにあの騒がしい家族が来た。 実はゲイルはショーンの姉だったのだ。 何の前触れもなく来襲する困った家族とのことだった。 成り行き上一緒に食事をする9人だが、ゲイルが4人目を妊娠したと発表したのが発端で、サミュエルとショーン側と姉夫婦との間で言い合いになってしまった。
そんな矢先レベッカが妊娠しているらしいことが分かった。 正直戸惑うサミュエルだが、レベッカの前で困った顔もできない。 そして病院に検査に行くのだが、そこで出会った頼りないロシアから来たばかりの変人コソヴィッチ医師(ロビン・ウィリアムズ)。 一応妊娠は確認されたが、そこにはゲイルとマーティ夫妻も来ていた。 母親になることで大きく気持ちの変化を感じるレベッカと、いまだに躊躇しているサミュエル。 いつしか二人の心はだんだん離れていくのだった…
 
クリス・コロンバス監督の得意分野ですね。 テンポのいいコメデイを撮る監督ですが、これも結構いいキャストで撮り上げています。
私としては可愛いジュリアン・ムーアを始めてみました。 どちらかというと強く、理知的な役が多いのではと思いますが、ここでは子供を持とうとする一人の女性が、母親への気持ちの変化を感じ、必死に母親になることを成し遂げようとするいじらしい役を演じています。 それが可愛いですね。
こうしてみると男ってホントにいつまでたっても子供なんだなとつくづく思いますね。自己弁護すると、だからいいんだよということなんですが(^^) でも心地よいハッピーエンドのハートフルコメディでしたね。


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同棲中のふたり


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こういう結婚をするはずだったが


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彼女が妊娠、そして彼が主治医に


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葛藤の中で


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真の家族が


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