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ラリー スマホの中に棲むモノ/カムプレイ

2020年作品、ジェイコブ・チェース監督、アジー・ロバートソン ジリアン・ジェイコブス ジョン・ギャラガー・Jr ウィンズロウ・フェグリー ジェイデン・マリーン出演。

オリヴァー(アジー・ロバートソン)は、自閉症児。 言葉を発することが出来ないため、他者との会話にはスマートフォンでの文字入力ならびに音声出力を利用している。
彼は学校にも何とか通っているものの、スマートフォンが生活には必要不可欠だった。また定期的に母親のサラ(ジリアン・ジェイコブス)と病院への診療に通っていますが、そこでも決して話すことはなかった。
父親のマーティ(ジョン・ギャラガー・Jr)は毎日仕事漬け。 それは家族のためでもあったが、オリヴァーやサラとの心の距離は遠くなっていた。 またオリヴァーの定期診療に関しても、いつも付き添うサラと仕事を優先するマーティはよく言い争っていた。 マーティは朝早くから夜遅くまで働き、家ではいつも寝るだけ。 サラとも一緒に寝ず、ソファで一人寝る父の姿を、オリヴァーは見つめていた。 結局、翌朝にマーティは家から出ていき、家族は別々に暮らすことになる。
その日の夜、オリヴァーは自身のスマートフォン内にいつの間にかインストールされていた謎のアプリ「Misunderstood Monsters」で、友達を欲しがる“ラリー”という名の怪物の物語を読む。
やがて、オリヴァーの周囲に不可解な現象が起こり始める。 夜寝ていても誰かの気配をそばで感じるようになるが、そのことを話せないオリヴァーは恐怖から悪夢を見るように。 そんな彼を、サラは慰めてくれるのだが。

監督はジェイコブ・チェース、初めての監督でした。
ジー・ロバートソンは「マリッジ・ストーリー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/12/21/060000 に出演でした。
ジリアン・ジェイコブスは、「ザ・コントラクター」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/10/15/060000 に出演でした。
ジョン・ギャラガー・Jrは、「10 クローバーフィールド・レーン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14228636 に出演でした。

“カムプレイ“という題名で当初は日本で発表されましたが、日本語の題名に改題され、なんとなく内容が入ってくるという感じでしたね。
アプリ全盛の今日ですが、知らない間に入り込んでくるのは怖いところですね。 ダウンロードをしなければ基本入ってはきませんが、迷惑メールとかで勝手に貼り付けられる時代もすぐそこにような気もしますし、悪意ある邪悪な存在なんかじゃかないませんね。
息子を救うために、嘘をついた責任を取る母親、ラストはちょっとジーンときました。