anttiorbの映画、映像の世界

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アンドロイド・モンキーズ

2012年作品、MizuneT監督、気田陸主演。

公園のベンチで一人座っているキダタロウ(気田陸)。 彼は今まで派遣で働いていた会社を首になってしまった。
彼は古いLSIのゲームをいまだに持って暇さえあればやっている。 オタクと言えばオタクだが、今のゲームはなぜかリアルすぎると言ってあまり興味がない。
今まで49社を受けたがもう35歳の彼は書類選考で落ちていた。 50社目を受けた会社はIT関連の会社だが、やっと面接まで行った。 しかし彼はここでもダメだった。がっかりして動物園に来て、サル山を見つめふと持っていたスナック菓子を餌としてあげていると、「そんなものやるな!」 と怒った声がした。
あわててそこを離れると、またうしろから声がかかった。 「背中に鳥の糞がついていますよ。」 あわててコートを脱ぎ取ろうとすると持っていたバッグを盗まれた。
あわててその男を追いかけトンネルに入ったところで意識が遠くなった。
気が付くと6畳くらいの部屋にいた。 そして隣には先程の会社の面接官の趙電堂(稲荷卓央)がいた。 彼の説明を聞いて驚いた。 面接には落ちたが、彼は別のテストに合格し採用された。
それはバーチャル世界の中で生活をするモニターになることだった。 実はもうその世界に入っているというのだ。 にわかに信じられないキダは、はじめは断ろうと思ったが、今の自分の生活を考えると、この仕事で収入を得たほうがいいとだんだん思ってきた。
そしてこの仮想現実の中で特に何をするわけでなく、ただ日々生活をするだけということだった。 ただ言われたのは今持っているLSIゲームはそのまま持っていなさいというのだった。 連絡はヘッドフォンで取れるので外さないよう言われた。 そして彼のバーチャル生活が始まった…

劇団唐組という唐十郎の作った劇団員の方たちに出演なので、演技は結構上手いですね。 IT企業、バーチャル空間という中での物語ですが、出てくるのは古いゲーム機だけという設定が何とも面白いです。
69分という尺なのでさらっと見れますが、本当にバーチャル空間が存在したのか?夢の中だったのかは見ている人に委ねられています。 不思議な感覚を味わえる作品でした。

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