anttiorbの映画、映像の世界

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もう子供じゃいられない

2022年作品、クリストファー・ルス監督、マチェイ・カラシ ドロタ・コラク カロリーナ・グルシュカ パトリック・シェメック出演。

自らをeスポーツのアスリートと自負しているコンピュータゲームを中心とした生活をしているヴァルデック(マチェイ・カラシ)。 そんな彼は母のテレサ(カロリーナ・グルシュカ)との二人暮らしだったが、苦手としている叔母のマリオラ(ドロタ・コラク)がやってくる。 それは病気を持っている母が検査入院をしに家を離れるからだった。 彼女の不在の間、ヴァルデックにとっては狂った予測不可能な叔母としか見えない二人の生活は苦痛でしかなかった。 そして叔母は母との暮らしで、全て母がやってくれたことを、彼自身でやらせ、肥満体型の彼に自転車をはじめとして運動もするよう義務を与える。
ヴァルデックはその生活に疲れ、夜にネットで仲間とゲームの練習をすることも叶わず寝入ってしまい、メンバーが離脱していってしまうのだった。

監督はクリストファー・ルス、初めて見る監督さんでした。
俳優さんたちも初めての方ばかりでした。

ポーランド映画を見る機会がNetflixで多くなっていますが、今回はちょっとした親子の物語でした。 後半は祖父が出てきますが、この大叔母さんとの距離感と、家族との触れ合い、交流、再構築が二重三重になっているところが独特でした。