anttiorbの映画、映像の世界

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ヘルドライバー

2010年作品、西村喜廣監督、原裕美子主演。

高い塀によじ登る男、体には鎖の帷子を付けていて、何やら箱を持っている。 塀の上に上ると向こう側には下りず、塀の上から何やら投げ込んだ。 それは人間の頭だった。
それに群がるこの世のものではない輩たち。 次は腕、次は足、次々に集まってくる輩。 男は鎖鎌のような先に、ひっかけがついている道具で、その者たちの頭をもぎ、額についているアンテナのようなものを切り取っては集めていた。
しかしうっかり落ちてしまい彼らの餌食になってしまった。 どうしてこんな世の中になってしまったのか?
話は少し前に遡る。 キカ(原裕美子)は北海道でメロン栽培を営んでいる父のもとに学校から帰ってくると、父が瀕死の状態になっていた。
実の母リッカ(しいなえいひ)と弟のヤスシ(岸建太朗)は殺人鬼で指名手配になっていた。 そんな彼らから親子で逃げていたのだが、とうとう見つかってしまい、父は半身食われていた。
彼らは殺した者の肉を食うのだった。 父は焼かれてしまい、逃げるキカも捕まってしまい、とうとう殺されると思った瞬間、空から火の玉が母のもとに落ち母の胸を貫通した。
しかし執念でリッカのとった行動は娘の心臓を奪ったのである。 しかし次の瞬間母の体が変化し固まってしまい頭に何か変な生物がついてしまった。 そしてその東部から黒い煙が立ちあがり、それはどんどん広がり東日本全体を覆ってしまった。その煙に障ると人はゾンビとなってしまう恐ろしい黒い煙だった。
政府は関東に壁を作り、日本は東と西に分断された。 その壁で、いさかいが絶えないのである。
ゾンビのアンテナのようなものは麻薬みたいな成分があり、それを狙うものが多いのだ。 しかしその中である計画が実行されていた。
次期首相を狙う国務大臣ガダルカナル・タカ)は人間を兵器化してこの発生点を根絶しようと狙っていたのだった。 それに選ばれたのが心臓を失っても生きていたキカだった・・・

何とも壮絶な映画でした。 さすがSUSHI TAIPHOONですね。
親子の葛藤を通り越して、もうめちゃくちゃな関係です。 こういう映画は、グロさ、残忍さ、滑稽さ、特殊技術の妙などが見るべきもので、ストーリーは3の次なのはわかっていても、ただただ壮絶でした。
ほぼ2時間ノンストップの映像にただ圧倒です。 もちろん食事時には見れません。監督の西村喜廣は特殊造型、特殊メイク、撮影、照明は定評があり、園子温監督とも仲が良く、ちょっとそのあたりは先日観た「冷たい熱帯魚http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7389937.html と共通するグロイシーンがありました。
心が刺激を求めているときにはお勧めですね。 海外ではウケそうな作品でした。

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人肉を貪り食う者たち

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頭に変な角が

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そしてゾンたちを狩る奴ら

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キカの戦いが始まる

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