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サイコキネシス -念力-

2018年作品、ヨン・サンホ監督、リュ・スンリョン シム・ウンギョン パク・ジョンミン キム・ミンジェ出演。


一時はテレビ番組に紹介されるほど繁盛していたチキン屋の店長シン・ルミ(シム・ウンギョン)。 しかし、泰山建設という企業が免税店事業権を取得し、ルミの街が再開発区域になってから幸せは消えた。 

町内の人々は再開発に反対したが、泰山建設のミン社長(キム・ミンジェ)は立ち退きのために地上げ屋を動員して強制的に抑え込む。 ルミの母親(キム・ヨンソン)は、店に押し入ってきた地上げ屋たちと揉み合い、頭に怪我を負って病院に搬送される。 しかし、遂に目覚めることはなく、脳出血で逝去。 

その頃、ルミの父親のソッコン(リュ・スンリョン)は、自分に物体を自由自在に動かせる超能力があることを知る。
そんなソッコンのもとに離婚した妻の訃報が届き、葬儀場に駆けつけたソッコンは、ルミと妻のもとに起きたこれまでの顛末を知る。 一人娘のルミが苦労する姿を見たくないソッコンは、以後金銭的なことは自分に任せてルミに勉強するよう勧め、手に入れたサイコキネシス(念力)の能力を見せる。 しかし、母親の死と再開発問題でそれどころではないルミ。
そんなある日、町内の人々が集まっていた場所に押し掛けた地上げ屋をソッコンが超能力で退治するという事件が起きる。 このことをきっかけに、ソッコンの特殊能力は白日の下になる。
推進する事業が上手くいかずに苛立っていた泰山建設のホン常務(チョン・ユミ)は、ニュースで異常な能力をもった男の情報を知り、あらゆる手段でソッコンを抑え込もうする。 ついにホンは警察をも動員して街を圧迫し始めるが…


日本のドラマの何かに似ていますね。
監督はヨン・サンホ、「新感染 ファイナル・エクスプレス」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15121805 と前日譚のアニメ「ソウル・ステーション/パンデミック」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15168950 が近作ですね。
主演はリュ・スンリョン、「エクストリーム・ジョブ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/10/03/060000 が大ヒットしました。
そしてシム・ウンギョン、「架空OL日記」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/13/060000 にちらっと出演していました。 日本のプロダクションと契約して、邦画出演が多くなっているのは嬉しい限りです。


物語は、チキン屋で繁盛したのもつかの間、再開発地域にされて、露骨な追い出しを仕掛けられるルミ。 そして応援していた母が、そのさなか地上げ屋に抵抗した時に頭部を強打、亡くなってしまいます。
そして別れた父が葬儀に来ますが、ルミの態度は冷たく、それ以上に商店街の仲間と、何とか戦う方法を模索します。 そんな時父のソッコンは、ある水を飲んだことで、超能力が備わってしまいます。 初めは気がつきませんでしたが、これは金もうけになると思い、マジックショーで稼ごうとしますが。 しかし地上げ屋との闘いの渦中に入って行きます。


韓国作品なので、予想通りには行かない展開、それがなかなか面白かったですね。 スーパーヒーロー的な戦いもありますが、半面等身大の一人の人間臭さもずっと持ち続けるところがなかなか面白かったですね。 そして最後のシーンは監督ならではのほっこりラストでした。


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なんと自分に念力が

 

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マジックで儲けようと考えつくが

 

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しかし娘は

 

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弁護士と一緒に戦っていた

 

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そしてソッコンが敵を蹴散らし

 

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一緒に戦うことになるが

 

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