anttiorbの映画、映像の世界

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ネスト

2009年作品、ルイス・ベルデホ監督、ケヴィン・コスナー主演。

父のジョン(ケヴィン・コスナー)と娘のルイーサ(イバナ・バケロ)と7歳になる息子サム(ガトリン・グリフィス)の3人はサウスカロライナの人里離れた、自然に囲まれた大きな一軒家に引っ越してきた。
ジョンは妻と離婚をしてここに来たのだった。 思春期で多感な年ごろのルイーサはやはり田舎に住むことに大きな抵抗があった。 
家は大きく豪邸だった。 荷物が後から来た。 男やもめのその日の夕食は、粗末なものだった。 買い出しにも行っていないから仕方がないが、ルイーサはふてくされて部屋に戻ってしまった。
部屋に行ってみると彼女はジョンに、ちゃんとできるのか問いただすのだった。 どうして母を引き留めなかったのか詰るルイーサだった。
何気に2階の窓を開け外を見るルイーサは、脇を何者かが屋根をよじ登っていくのが見える。 実はルイーサは初めてここに来たとき何か感じているようだった。
そして次の日ピアノを弾いて遊んでいると、ルイーサの叫び声が聞こえた。 なにごとかとピアノのある部屋に行ってみると、サムがショットガンを持っている。 ゆっくり降ろさせるとピアノの中に入っていたという。 弾も込められていた。
売った不動産屋に強く文句を言うジョンだったが、でもどうしてピアノの中に銃など入れてあるのか? 
そしてルイーサとサムは外に出てある変なものを見つけるのだった。 それはこんもり盛り上がった塚のようなものだった。 怖がるサムとは逆に、ルイーサはそこに上がって寝ころぶのだった。 そしてこの家での生活が始まるのだったが…

塚がポイントですが、この後出てくる奇怪な生物がここでもうヒントになっていますね。 最近の作品ですが、クリーチャーホラーとしてはちょっとインパクトが弱い感じがします。
ケヴィン・コスナーの役どころが強い設定ではないのですが、彼自体が強い役が多いので、ちょっとそこから違和感が湧きますね。
また導入部もちょっと長いです。 ほとんどこの家族中心に回っていきますが、もう少しいじめっ子とかを絡ませるとよかったのではと思える惜しい作品でした。

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母と別れた父に不満のあるルイーザ

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彼女はこの家で何かを感じていた

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弟のサムにも何かが迫ってきた

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そして彼女の行動がおかしくなってくる

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何かがこの家に

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