anttiorbの映画、映像の世界

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気球クラブ、その後

2006年作品、園子温監督、深水元基川村ゆきえ長谷川朝晴永作博美出演。

バイクが事故った。 救急車の音がする。 二郎(深水)とみどり(川村)が一緒のところに携帯がかかってきた。
村上さん(長谷川)が事故ったという電話だった。 村上は気球クラブというサークルの創設者だった。 気球を飛ばそうというノリのサークルらしいが、二郎はそのクラブには1か月しかいなかった。 あまり深い付き合いはなかったが、結構印象深かった1か月だった。
村上の彼女に美津子さん(永作)という彼女がいたので、連絡したいというのだった。 クラブが解散(自然消滅)してから時間がたっていたので、何となく億劫だった。
みどりのところにもかかってきた。 やはり美津子さんに連絡を付けたいということだった。 気球クラブとは一体どんなクラブだったのか? 少し遠くなった記憶を探っていきながら、二郎は美津子のことを思い出すのだった・・・

園子温監督の2006年作品です。 だんだんエンジンがかかってくるころの作品ですね。
出ているキャストが結構いいですね。 園監督の色をうまく表現できる俳優陣を起用しています。
空にしか興味のない男に振り回される女・美津子を永作博美が演じていますが、彼女の不思議さがよく表れています。 
半分くらい回想シーンでストーリーが展開していきますが、結局亡くなってしまう村上を縁としてまた集まるクラブの面々が、彼の死を区切りとして、今まで、もやっとしていた人生から皆がけじめをつけ新しい人生を歩いていくのですが、美津子だけは謎のままという設定でしたね。
ちょっと幸せ薄い美津子ですが、一体彼女はどう生きているんでしょうか? ちょっと怖い感じもしますが、少しだけ最後に現れるシーンはちょっと象徴的な感じでした。近年怒涛のごとく話題作を撮る園子温監督ですが、淡々と流れていく中でのちょっと短い尺の作品でした。 それでもこの監督の存在感は生きていましたよ。

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村上さんが死んだ!

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空にしか興味が無く気球を飛ばしていた

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みんなで飛ばしに行った

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そこにいたのは美津子

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