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白い嵐

996年作品、リドリー・スコット監督、ジェフ・ブリッジス主演。


17歳のチャック・ギーグ(スコット・ウルフ)は両親のもとを離れ、独自の教育方針で知られる海洋学校、オーシャン・アカデミーに入学した。
兄は名門大学を出てエリートコースにのっているが、彼は海の道を進もうとしていた。 実は父もその道に進みたかったが、事情で断念したと母に教えられた。
校長であり、船長のスキッパーことシェルダン(ジェフ・ブリッジス)は一風変わった教育方針とのことだった。 
憧れの帆船アルバトロス号には教員や航海のベテランメンバーがいた。 船上教師のマックレア(ジョン・サヴェージ)とコックのジラルド(フリオ・メチョソ)、船長のシェルダン、彼の妻で船医の資格を持つアリス(キャロライン・グッドール)の4人だった。
彼を入れて11人の生徒だったが、一人遅れてくる予定とのことだ。 「海を甘く見ることなく、海を制する者になれ。 団結は力だ」 とシェルダンは初めに彼らに言うのだった。
航海前に次々と海に飛び込む生徒たち、その中でひときわ高い位置から飛び込むギーグだが、さらにマストのてっぺんから飛び込むのはディーン(エリック・マイケル・コール)だった。 しかしそれを見て、シェルダンは言うのだった。 「海を甘く見るな、それが命取りになる。」 
そこに一人の少年を父親が連れてきた。 彼はフランク(ジェレミー・シスト)といいどうやらこの航海に父の命令で参加させられたようだった。 そんな時に事件が起こった。 帆を下ろそうとしたチャックの首にロープが巻きつき、窒息死寸前の事態になった。 その時に近くにいたギル(ライアン・フィリッペ)は彼を助けようとするが、最愛の兄を転落死で失った忌まわしい記憶から、高所恐怖症になりマストに登ることができない。 そしてシェルダンのとった行動は、ギルに無理矢理マストに上らせることだった…

また違ったリドリー・スコット作品ですね。 これは実話だそうです。
題名の 「白い嵐」 は原題は 「White Squall」 で海上で起こる激しいスコールです。 ちょっとした一時的な嵐だそうですが、半端でない物凄さです。
これがこの船の運命を変えてしまい、シェルダンや、生徒たちの人生も変わってしまったのでしょうね。 でも最初のシェルダンの言葉がここから生きてくるシーンはちょっと感動モノでした。 やはり実話は説得力がある半面、海の恐怖も味あわせてくれた作品でした。
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初めに海を甘く見るなというシェルダン

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兄とは違う道を進むギース

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しかしまだまだ甘い生徒たち

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でもだんだん海に慣れてくるが

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襲いかかってきた白い嵐

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