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ブレードランナー ファイナル・カット

2007年作品、リドリー・スコット監督、ハリソン・フォード、ルドガー・ハウアー出演。

2019年。 この頃、地球人は宇宙へ進出し、残された人々は高層ビルの林立する都市に住んでいた。 絶え間なく酸性雨が降っているロサンゼルスでは、東洋系を始めとして、さまざまな人々がうごめいていた。
巨大企業の1室で、面接が行われていた。 被面接者はリオン・コワルスキー(ブライオン・ジェームズ)いくつかの質問に答える形式だが、極端に嫌悪感を出している。 いちいちの質問に食って掛かり逆に質問官を質問する。そして最後には質問官を撃ち殺してしまう。
デッカードハリソン・フォード)は、日本人がやっている屋台で注文をしていた。 そこにガフ(エドワード・ジェームズ・オルモス)と名乗る男が現れ、本署へ連れてこられる。
そこで彼は元上司のブライアント(M・エメット・ウォルシュ)に、レプリカント4名が地球に侵入し人間を殺して逃亡、解体処分が決定したので、彼らを見つけ出せと命じられる。 レプリカントとは、遺伝子工学の新技術によっ て生産された人造人間で、宇宙探索や植民地惑星での危険な労働に従事するよう強靭な肉体と高い知能を併せ持ち、あらかじめ死期もセットされている。
ブレードランナーとは、レプカリントの犯罪や叛逆にそなえ彼らを識別し抹殺する刑事のことで、デッカードは中でも一流だった。
早速デッカードレプカリント製造の最大手タイレル社に行き、そこでタイレル博士(ジョー・ターケル)と謎の美女レイチェル(ショーン・ヤング)に出会う。 彼はレイチェルをテストし、彼女がレプカリントであることを見抜いてしまう。
そこでタイレル博士は彼を信用するが、レイチェルは自分がレプリカントであることは知らないという。
そしてデッカードは4人を見つけるために町に出て行く…

久しぶりに観ましたね。 リドリー・スコットの代表作の一つで、私が見たのはずいぶん昔、“ディレクターズカット版”だったかもしれません。
これは後年に監督自らこれで最後という感じで手を入れた、“ファイナル・カット版”です。
見比べるのが一番良いのかもしれませんが、私としては物語部分が一番見たいので、あまりバージョンにはこだわりません。 間を開けてみると細部を忘れてしまうので、なにかの特集みたいにしてくれたらいいなあと思います。
後半出てくる、ルドガー・ハウアーがなんといってもこの作品で圧倒的な存在感ですね。 でも強さも物凄いのですが、レプリカンとの哀愁も一番出しているんですよね。 ラストの死に方もかっこいいんですよね。
たった4年しか生きられないようにプログラムされているレプリカント。 人間のできない過酷な作業をさせ使い捨てにされているらしいことも話の中で触れられています。
一番の悲劇は、だんだん感情が芽生えてしまうことですね。 それさえなければ…なんて思ってしまう悲しい生き様ですね。
これも人間側でなく、レプリカントに感情移入してしまいますね。 定期的に観たい作品ですね。

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デッカードのところにガフが来た

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近未来、レプリカンとが紛れ込んでいる

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タイレル社に調査に行くとレイチェルと出会う

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自分はレプリカントと知ってしまうレイチェル

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レプリカントに感情が芽生え始める

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そして最強のレプリカント

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