盛大なホームパーティーに数多くの友人は駆けつけてくれた。 NY市警の新米刑事マイク(トム・ベレンジャー)は、ブルックリンで愛する妻エリー(ロレイン・ブラッコ)と一人息子のトミー(ハーリー・クロス)と幸せな日々を送っている。
彼は21分署に転属となり栄転だった。 親友のTJ(トニー・ディ・ベネデット)とは家族ぐるみの付き合いで、頼れる先輩でもあった。
ある夜、美術関係のパーティーに黒塗りの車で乗り付けてきた男・ベンザ(アンドレアス・カツラス)。 彼は門前払いを食い、裏口から侵入する。 主催者の男に対して怨みを抱いていて、脅しに来たが、冷たくあしらわれたので、かっとして殺してしまう。いや、もしかすると初めから殺そうと思っていたのかもしれない。
父の遺産で優雅な一人暮らしをしているクレア(ミミ・ロジャース)が、その現場を上の階からその殺人を目撃してしまう。
追ってきたベンザをかわし何とか逃げおおせたクレア。 夜中に電話でこの殺人事件の捜査に呼ばれたマイク。 そして彼はクレアの身辺警備の役を言い渡される。ベンザが彼女を狙ってくるのは明白だからだ。 ここから彼の過酷な仕事が始まるのだが、彼の生活にも変化が出てくるのだった…
R・スコットがエイリアン以降久しぶりに取ったサスペンスですね。
もちろん、その後彼は数多くの作品を撮っていますが、この2年後に「ブラック・レイン」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/2938909.html を撮るので、刑事の心の葛藤と恋愛をつないだところが、ちょっと彼の荘厳な作風とは少しテイストが違いますね。主役にトム・ベレンジャー、クレア役にミミ・ロジャース。 彼女はトムクルーズの妻だったこともあります。 そして妻のエリー役にロレイン・ブラッコとバランスのとれた配役です。
ロレインの強い女役が光っていて、ラストの彼女の迫力がこの映画の見せ場ですね。 リドリーの別の面が見れる映画でした。
殺人事件が起きる
マイクは担当になる
目撃者のクレアを守る
しかし
犯人を追いつめ