米海兵隊のスナイパー、マイク・スティーブンス(アーミー・ハマー)とスポッターのトミー・マディソン(トム・カレン)は、北アフリカで危険なテロリストのリーダーの暗殺任務に就いていた。 そろそろ諦めかけていたミッションだったが、数台の車が現れる。 ターゲットが乗っているらしい車と色が違うが、そこから降りてきた髭の男はリーダーらしかった。 しかし、反対側から女性を乗せた一団もやってきた。 どうやら結婚の儀式が行われるようだった。
マイクは躊躇してしまい、花婿と、リーダーが重なり撃つ事ができなくなり、挙句の果てには見つかってしまった。
ミッションは中止、一刻も早く逃げなければならなくなってしまうのだった。 しかし途中に砂嵐が巻き起こり、追っ手も追うのをいったん切り上げることになる。
近くの街まで行かないと、救援部隊と合流できない。 砂漠の中を歩くことになるマイクとトミー、しかし逃れた先が3000万以上の地雷が埋まる地雷原だと気づく。
嫌な予感がして足がすくむアイクに、トミーは勇気付けようとしておどけるが、その瞬間、目の前で彼が地雷を踏んでしまう。 膝から下を吹き飛ばされたトミー、激痛で苦しむトミーだが、無線は彼が持っている。 モルヒネを打ち耐えろといいながら、無線で助けを呼ばせようとするが、足を失った自分の姿と激痛で、助からないと悟り、とミーは頭を撃ち抜き死んでしまう。
さらにマイクは自らも地雷を踏んでしまう。 一歩たりとも動けない絶体絶命の窮地に立たされたマイクは、援軍との連絡も途絶え、救出まで52時間耐えなければならない。 その間、自然の脅威が容赦なく次々と押し寄せ、心に封印してきた過去のトラウマから来る激しいフラッシュバックに襲われ続ける。
現実と幻覚の間を彷徨いながら、自分との孤独で壮絶な戦いを強いられたマイクの運命は…
ワンシチュエーション作品、今回は地雷を踏んでしまった男ですね。
監督はファビオ・レジナーロ 、 ファビオ・グアリョーネの共同監督、長編デビュー作となります。
そしてトミー役でトム・カレン、初めて見る俳優さんですが、今回は死んでも出てきます(^^)
物語は、あるテロリストのリーダーを暗殺するミッションを受けた二人から始まります。 砂漠でひたすらターゲットを待つ二人、そろそろここではダメだと諦めた瞬間現れたリーダーらしき人物、しかし確証がもてないマイクは狙撃をためらい、そして見つかって逃亡の憂き目にあいます。
ここからは悪い方向にどんどん陥ってしまいます。 この地域の一角は、地雷原で多くのものが命を失っているんですね。 用心していかなきゃいけない地域ですが、避けて通るととんでもない時間がかかってしまう。
そしてトミーが犠牲になってしまいますが、何とか連絡を取るが52時間辛抱しろといわれます。 片足は決して動かせない。 そこに現れる現地のアラブ人、彼はなぜかひょいひょいと近づいてきて、英語がわかるんですね。 そして謎の言葉を言って帰っていきます。
そしてその後は水を持ってきてくれた女の子、彼の娘だと思ったマイク、しかし実はそうではないんですね。
砂漠は夜が怖いんですね。 昼間は暑くて活動しない野生の肉食動物が、狙ってくるんですね。
サバイバルのお話ですが、実は彼の再生譚なんですね。果たして彼は生き残れるんでしょうか?
ミッションに失敗した二人
そして彼も地雷を踏んでしまい
動けなくなる
そこに来たアラブ人
死をも覚悟するが