anttiorbの映画、映像の世界

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ハンテッド

地上波の放送作品は基本的には取り上げないと言いながら、結構見てしまう作品は書きたくなりますね。 昨日のテレビ東京午後のロードショーの 「ハンテッド」 はつい録画して、つい見入ってしまった。
お昼なのでわざわざ録画してと思う人のために軽く感想などを。 主演はCMでも有名なトミー・りー・ジョーンズ(L.T役)とベニチオ・デル・トロ(ハラム役)。 L.Tが傭兵の先生、ハラムが生徒なのだが、最高の傭兵になってしまったが故に、殺人マシーンとなってしまったという何とも物悲しい作品。 
L.Tは殺人テクニックは教えるが、決して自分では殺しはしない。 今は引退をしているが、ハラムが事件を起こしたので、彼を捕まえるのは自分しかいないと、捜査に協力するという展開。 
事件というのも本来はハラムを殺しに刺客が来るのを、ハラムが撃退したが故である。 ただ殺し方が非常に残忍で、警察としても大事にせざるを得ない。 また刺客は民間人に扮しているというハラムに同情心を抱かざるを得ないところもまた悲しみをそそるところ。
もともと老け顔のトミー・リー・ジョーンズは、2003年の段階での渋い役だが、二人の戦いのシーンのアクションが、硬い演技が却って手堅い傭兵の先生という感じがした。 ハラムのテクニックが若いだけあってやはり見栄えがいいのがいい感じの対比となっている。
デル・トロの暗い演技も哀愁漂う感じで良かった。 警察のメンツをかけて追う女刑事にコニー・ニールセン、仕事の依頼に来る男役でコールドケースのジョン・フィンと脇にも結構見なれた俳優陣がおり、なかなか見ごたえがあった。
先週だかこの枠でロッキーシリーズをやっていたが、テレビの9時枠の映画が減ってきた中で、この枠の映画放映は是非残っていってほしいと思う。 ちなみに今は字幕放送が結構頻繁に放送されているので、音声を英語にして字幕で見ると、この手の映画はまたいいのではないか。
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やられる前にやる
 
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そして逃げることになってしまうハラム
 
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炎の中
 
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彼を仕留めるのは自分しかいない
 
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そして悲しい戦い
 
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