子供たちが2階の窓を開けたその時!大きな爆発が起き、法律事務所が爆破され、幼い息子二人が死亡した。 そのニュース映像を見ている若き弁護士アダム・ホール(クリス・オドネル)。
被告は、KKKの一員であるサム・ケイホール(ジーン・ハックマン)。 人種差別者のレッテルを張られ、本人もそれを否定していない。 二度の無罪判決を経て、マキャリスター検事(デイヴィッド・マーシャル・グラント)が再度告発、3度目の公判で死刑判決が下る。
その弁護を買って出たのだが、かれはケイホールの孫だったのだ。 彼がすぐにあったのは、ケイホールの娘であり、叔母のリー・ボーエン(フェイ・ダナウェイ)だった。
彼女も死刑判決を受け入れており、またKKKの一員の父に関しては距離を置いていた。 祖父の弁護を申し出るアダムに当然のごとく反対をした。 さらにそのことを口外しないでほしいとまで言う。
ケイホールに会うアダムだが、何故か心を開かない祖父。 死刑を諦めているのか?どうもそれだけではないことを感じるアダム。
この事件の裏に何かあると感じるアダムだが、なかなか心を開かない祖父にいら立ちを隠せない。 アダムの父はケイホールの罪に心を病み、死刑が宣告されたときに自殺をしたのだった。 父の死を無駄にしたくないそんな気持ちもありアダムはたった一人で戦いを挑むのだった。 この痛ましい事件の裏に潜むものに…
若き弁護士役にクリス・オドネルが起用され、なかなかはまっていますね。
冒頭の爆破シーンは非常にショッキングで痛ましいのですが、これもアメリカの歴史の一シーンということを感じます。
ジェームズ・フォーリー監督の作品は「パーフェクト・ストレンジャー」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/3617115.html を前書きましたが、作りとしてはこちらがいいですね。 DVD未発売みたいですね。
若き弁護士のアダム
死刑判決を受けた祖父の弁護を買って出るが・・