2004年作品、ブレット・ラトナー監督、ピアース・ブロスナン主演。
マックス（ピアース・ブロスナン）と恋人のローラ（サルマ・ハエック）はある獲物を狙っていた。 3つのナポレオン・ダイヤモンドのうち2つ目で、それをFBI捜査官のスタン（ウディ・ハレルソン）はもう少しで厳重な警備の場所に安置できる寸前だった。
ところが、スタンの乗っていた車が突然暴走し始めた。 絶妙な連係プレーで、マックスが遠隔操作をしているのだった。
中からはコントロールできないスタン。 そして倉庫に隔離されたスタンは麻酔ガスを流し込まれ眠らせられる。 と、気を失う最後の瞬間スタンの放った一発の銃弾が上手く防弾の隙間を通り抜け、マックスに当たった。
倒れるマックス。 そして二人はそれを最後に泥棒を引退したのだった。
バハマのパラダイス・アイランドで悠々自適な生活をおくる二人だが、そこになんとスタンが現れた。 二人を逮捕しに来たわけでなく、彼はマックスにある情報を言うのだった。
3つのナポレオン・ダイヤモンドのうち最後の一個が豪華客船とともにこの島に立ち寄るということだった。 マックスにはこのダイヤを狙うためにこの島にいるのだろうと言うが、マックスは否定する。
ローラもマックスにもう引退をしたのだから、仕事をしないでと懇願する。 どうやらスタンはこの仕事をマックスにやらせ、それを逮捕することによって自分の汚名を晴らそうと考えているのだった。
さらにパラダイス・アイランドを牛耳るギャングのボス、ムーア（ドン・チードル）もダイヤに興味を抱き、報酬と引き換えにマックスにダイヤを盗むように接近してきた。 さあどうするマックス・・・
００７のピアース・ブロスナンですが、泥棒もやりたかったんですかね。
ルパンと不二子がリタイヤして二人で暮らしている感じの映画ですかね。 しかし目の前の獲物に対する考えが逆ですね。
貪欲な不二子をたしなめるのがルパンですが、この映画では逆です。
ローラがもう一人の女性で、泥棒ではないんですね。 難をいえばムーア役のドン・チードルがちょっと弱いですかね。 良い役の脇が似合うのではというキャラのような気がしますが。
まあ気軽に見れる泥棒映画で、ラストも片意地を張りませんね。
