anttiorbの映画、映像の世界

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クローズド・ノート

2007年作品、行定勲監督、沢尻エリカ伊勢谷友介竹内結子永作博美出演。

堀井香恵(沢尻エリカ)は、アパートでひとり暮らしを始めることになり、友達の池内ハナ(サエコ)が手伝いに来てくれていた。 
二人で荷物を運びこれから一人暮らしの寂しさと、楽しみを話しているとサエコがあることを見つけた。 洗面所の鏡が扉となっており、開けてみると前に住んでいた人の物が入っていた。
その中に日記帳があった。 忘れ物をを無断で読むなんてできないと思った香恵だったが、ついつい引き込まれるように読み始めるのだった。
窓から何気なく外を見ていると、こちらの窓を見上げる男が。 男は白いシャツを着ていてしばらくすると走り去って行ってしまった。
香恵は万年筆店でアルバイトをしているが、ある日その白シャツの男が来店した。書き味のいい万年筆を探していると言った男は石飛リュウ(伊勢谷)といいいろいろ試し書きをしていたがなかなかぴったりとしたものは見つからなかった。
邪魔が入り男は帰ってしまったが、香恵にとってなんとなく気になる存在になったいたのだった。 家に帰ると香恵は日記を読み始めた。 日記の主は真野伊吹(竹内結子)という小学校の新任教師だった。 彼女が担任になりその毎日が書かれているのだった。
実は香恵も大学が教育大学なので将来教師になろうと思っていたのだった。 子供たちと毎日奮闘する伊吹にだんだん引き込まれていくが、その中で隆・<たかし>という男性が出てくる。
隆は伊吹の周りにふっと現れ空間を変えてくれるような存在だった。 伊吹と隆はいろいろありながら愛をはぐくんでいるように書かれていた。 香恵もまた隆にどんどん惹かれて行くのだったが・・・

沢尻エリカという女優は前も書きましたが大変惜しい女優さんですね。
あの会見と結婚で、いちばん女優としていい時代を逃してしまった感が、彼女の作品を見るたびに思えます。
この作品はキャストがみんなわたし好みですし、今も輝いている人たちばかりです。万年筆店の可奈子先輩役に永作博美、その主人で可奈子の父にに中村嘉葎雄と脇を固める人たちもいい味を出しています。
映画って脇の人たちが主人公をいかに担ぎあげられるらでいい作品かどうかがわかれるような気がします。 そんな点ではこの映画はうまくその連携ができています。
少し悲しい展開ですが、最後は少しすっきりした感覚に浸れるのはこの作品の清潔感にあるのではないでしょうか? 早く沢尻エリカもちゃんと復帰して女優をやり直してほしいと思える作品でした。

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引っ越してきたアパートで出てきた日記帳

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それは伊吹という女性の日記だった

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彼女は小学校の新任教師だった

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一方リュウという男性と会う彼女

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二人は近づいていくのだが

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日記を読みながら伊吹とシンクロしていく香恵

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