anttiorbの映画、映像の世界

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猫は抱くもの


河原に集まる猫たち。 彼らがいる 「ねこすて橋」 のたもとに集まった猫たちは、気ままなノラやオシャレ猫もいて、誰もが猫ゆえに猫らしく自由気ままに生きていた。
そんな町にあるスーパーには、元アイドルという事実を隠した沙織(沢尻エリカ)が、レジ係として働いていた。
華やかな芸能界にデビューするも、成りたかった自分になれず、誰も知らないこの町に逃げて来きた彼女は、いつのまにか投げやりな生き方に、すっかり慣れきっていた。
そんな沙織が心を開けるのは、スーパー裏にある倉庫でこっそりと飼っているロシアンブルーの猫だけ。 沙織はその猫に “良男”(吉沢亮)という人間のような名前をつけ、話し相手にしている。
良男は沙織に与えて貰えるキャットフードを楽しみに、その日にあった出来事や、気になっているスーパーの上司のことなど、沙織は妄想混じりで話しに付き合う。
そのことは良男もまんざらでなく、沙織の心に寄り添い猫なで声を出しながら、嬉しそうに彼女の話を楽しみにしていた。 そんなこともあり、猫である良男は、いつしか自分は人間だと思い、沙織を守れる恋人は自分なのだと思いを抱くのだった。
ある日、スーパーで万引きをした女子高生が捕まえ、奥の事務所に留めていると、保護者の代わりに引き取りやって来たのは、叔父の後藤保(峯田和伸)という男だった。 女子高生は彼を “ゴッホ” と呼び、いかにも売れない画家であるゴッホはスーパーの店長に深々と頭を下げると、その後 、万引きをした少女からお金を手渡される。
そんなやり取りを見ていた沙織は、なぜかゴッホのことが気になって仕方がなくなっていた。 彼の服に付いた黄色い絵の具の跡が、沙織の妄想に火を付けると、あれこれと倉庫で待っている良男に語ってあげる。
それからしばらくして、レジ係の沙織は、接客の速さが評価されことをきっかけに、上司と食事に行きデートを重ねるようになるのだった。 いつものように沙織は、そんな話を良男に嬉しそうに語ってあげるが、一方の良男はどこか面白くないようだった。
そんな沙織の夢のような出来事もつかの間、スーパーの上司が彼女に見せていた態度には裏があって、元アイドルグループのメンバーであった過去を知ったうえで彼 女を弄んでいただけだった。
沙織はスーパー裏の倉庫に行き良男を抱きしめ、「もう、男はあんただけでいいよ」と涙を流すのだった・・・

猫と人間の感動作品かな? そんな思いで見に行きましたが(^^)
監督は犬童一心、近作は 「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12419707.html になりますかね。
主演は沢尻エリカ、32歳になってちょっと大人の役が多くなった彼女ですが、やはり可愛さも残していますよね。 近作は 「不能犯」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15368678.html となります。
そして “良男” 役で吉沢亮、「リバーズ・エッジ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15396123.html が近作となります。

この作品は舞台劇の感じで撮られています。 ペットはよく愛情が深いと自分は人間でいると思っているといわれます。 そんな気持ちを良男が持っている、そういう気持ちだろうことを描いて意ます。 一方的に話しかける沙織、一生懸命良男は答えていますは、沙織にとってはニャーニャー言うだけ、しかしある日、良男はあることで倉庫を飛び出してしまいます。
そこで野良猫の世界を知るんですね。 子猫の頃拾われて、野良猫生活を知らない良男、自分は人間だというと回りは笑います。 その中でキイロという足を怪我をした雌猫と出会います。
舞台を見ている感覚の作品、クライマックスはいきなり大胆になるエリカ様(^^) 不思議な感覚のファンタジーでしたね。

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沙織のヨシオ

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ヨシオは人間と自分のことを思っている

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彼女は元アイドル

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ゴッホと出会う

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そして二人の間は近づいている

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川原でキイロと出会う

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