2003年作品、レン・ワイズマン監督、ケイト・ベッキンセイル主演。
黒ずくめの女セリーン(ケイト・ベッキンセイル)。 彼女ははるか高いところから飛び降りても怪我ひとつしない。 彼女はヴァンパイア戦士なのだ。
しかしライカンの動きが最近変わってきていた。 ある若い男を必要に追いかけている。
吸血鬼族は3人の長老がいて、その中の一人が種属を主導し、残りの二人は眠りにつく。 今回はマーカスを眠りから目覚めさせる準備を進めていた。 代行しているクレイヴン(シェーン・ブローリー)に報告するが相手にしてもらえない。
彼女は独自にマイケルを追う事にするのだった。 ライカンはマイケルを襲いその中の一人にマイケルは噛まれてしまう。
セリーンは何とかマイケルを助け、隠れ家に連れて行くのだったが、なんで自分が襲われるのか、二つの種属とは一体何なのかが理解できず、彼は逃げ出してしまう。 実はマイケルを噛んだ男はルシアン(マイケル・シーン)といい、昔二つの種属で恋に落ちたライカン側の男だったのだった。
身ごもった吸血鬼側の女ソーニャは長老の一人ビクター(ビル・ナイ)によって殺されてしまう。 その為ルシアンは生き残り復讐の機械を狙っていたのだった。 そして彼は吸血鬼側のある男と接近していた。 そしてその為にマイケルを狙っているのだが・・・
そんな何か不審な動きを察知したセリーンは意を決して復活祭の前にビクターを復活させてしまうのだった。 本来はマーカスの番だったのだが、当然蘇させられたビクターはセリーンの気持ちを信じ切れず、セリーンを幽閉してしまう。 いったい二つに種族の間に何が起こっているのか? マイケルはいったい何者なのか?・・・
登場人物が多く、シリーズ化になっていて続編もどんどん作られているので、ちょっと人物背景が小難しいかもしれません。
ただケイト・ベッキンセイルの小気味よさが良く、暗い画面の中の紅一点という感じがして、すっきりとした作品に仕上がっていると思います。
CG処理もあまりゴテゴテしていないし、その点でも爽快感がありますね。
ジャンルとしてホラーに入れましたが、少しその点は違和感がありますが。 続けて2、3も書きたいと思いますが、傑作は1だと思います。