2002年作品、フローラン・エミリオ・シリ監督、ナディア・ファレス主演。
特殊警察の女性中尉ラボリ(ナディア・ファレス)はアルバニアのマフィアの最高幹部の護送の任務にあたっていた。
しかしこの幹部の奪還を図ろうとするマフィアは一大部隊を組んで護送車を狙っていた。
いっぽうナセルという若い男を中心にしたグループもある計画を練っていた。 彼らが狙っているものは何か?
特殊部隊は最高の陣営で、マフィアの幹部を護送していたが、圧倒的な人員でマフィアの一団は襲ってきた。 護送車だけ引き離され彼らはある倉庫に逃げ込んできた。 なんとそこにはナセルたちがいた。 ナセルたちは高価なパソコンを盗もうとしている泥棒だったのだった。
彼らも綿密な計画を立てて、侵入は見事で、武器もそれなりに持っていた。 ただいきなり入ってきた護送車を見て驚いた。 自分たちの犯行がばれ、特殊警察が出動してきたと思った彼らは意を決して戦いを始めるが、しょせん鍛えられた特殊警察にかなうはずもなかった。
ところがそこに幹部を追ったマフィア軍団が乗り込んできた。 三つ巴の戦いが始まる・・・
フランス映画の銃撃戦。 特殊部隊vs泥棒団vsマフィアグループですが、このマフィアが半端じゃなく人が多い。 また武器も豊富でとてもじゃないけどかぬはずもない物量ですね。
それよりも護送されているこの幹部がある意味怪物ですね。 片手で首を絞めただけで人を殺せるほどなんです。 何とも残忍な表情は必見です。
ただ残念だったのは最後に生き残るメンバーがはっきりわかりづらいところと、こいつは生かしてくれよというメンバーが死んでいる? というところですかね。
全体的に倉庫の中で、夜の銃撃戦ですが、見どころはあると思いますね。
女性中尉ラボリ
三つ巴の銃撃戦が始まる
いったい誰が生き残るのか?