anttiorbの映画、映像の世界

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ニューヨーク東8番街の奇跡

1987年作品、マシュー・ロビンス監督、ジェシカ・タンディ、ヒューム・クローニン出演。

ニューヨークの東8番街は再開発の真っただ中。 表向き向きはそういうことだが、実はここ一帯を買い占めて超高層ビルを建てるために強引な立ち退きをしているのだった。
他の古いアパートは軒並み壊されて、今残っているのは1階ににフランク(ヒューム・クローニン)のカフェのあるこのアパートだけ。 妻のフェイ(ジェシカ・タンディ)は痴呆が始まっているのか、死んだはずの息子がまだ生きていると錯覚している。
カフェも周りに何もなくなっているので、お客はアパートの残っている特定の友人しか来ない。 今日も立ち退きを任せられているカルロス(マイケル・カーマイン)が強引にアパートの住人に金を配って半ば脅しっぽく迫っている。
そろそろ時間がかかりすぎているのでカルロスは今日は荒っぽく戸やガラスを破り壊していった。 
その晩不思議な飛行物体がこのアパートにやってきた。 アパートの屋上の物置に住み着くと、何やら不思議なことを始めた。 そして夜が明けると・・・
なんと昨日壊されたところが治っているではないか。 元ボクサーの管理人ハリー・ノーブル(フランク・マクレー)、恋人を待っている妊娠中のマリサ(エリザベス・ペーニャ)、皆が不思議がって屋上に上がるとなんと小さいUFOが二つ。 どうやら生命体らしい。
そしてなんと驚くべきことに出産をするらしい。 無事2匹?生まれた後、もう1匹生まれたが、3匹目は動かなかった。 ハリーは3匹目を持ち帰り何とか動かそうと頑張るのだった。カ
ルロスはこのまま立ち退かせられないとくびになってしまう。 強硬手段に出るカルロス。 果たしてこのビルはどうなるのか? そしてUFOの親子はこの後?・・・

懐かしい作品です。 マシュー・ロビンス作品はあまりこれしか見ていませんが、温かいファンタジーですね。
UFOを生物としているのは当時珍しく、結構話題になりましたが、「スターウォーズ」や「未知との遭遇」でかっこいいSF全盛だったのであまりヒットはしなかった記憶があります。
でも今見返すと結構味のある作品でしたね。 3匹目のUFOの子供がなんか愛くるしいですよ。 私は結構お勧めですね。

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ビルの屋上に謎の物体が

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UFO型生命体が

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そして子供たちが生まれる

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出産の瞬間?

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そして彼らたちが奇跡を起こしていく

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