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RE-KILL [リ・キル] 対ゾンビ特殊部隊

2013年作品、ヴァレリー・ミレフ監督、ブルース・ペイン、スコット・アドキンス出演。

ニューヨークで、ゾンビが大量発生し、大量の犠牲者を生み出すこととなった事件-アウトブレイクから5年、ゾンビは大量発生の地・ニューヨークは5mの高さの壁で囲まれ、その中は、誰も足を踏み入れることができないようになっていた。
そして、政府は、対ゾンビ特殊部隊を編制し、国内で発生するゾンビの掃討活動を開始、これにより、一定程度の治安維持を確保することに成功しているのだった。
そんなゾンビ特殊部隊に密着し、テレビ取材を行うクルー。 特殊部隊を率いるのは
部隊の取材を続ける中で、ゾンビを密かにトラックで輸送する秘密組織の存在が突き止められる。
彼らは、誰も足を踏み入れることができないはずのニューヨークに、ゾンビを運びこみ、新たな強力な ゾンビを生み出す計画 -ユダ計画の実行を行っていた。
その事実を知った特殊部隊は、5年ぶりに壁の中のニューヨークに足を踏み入れる。
壁の中は、隔離され、大量発生したゾンビも飢え死にしていると予想されていたが、実際には、その予想は外れ、何万というゾンビが蠢いていたのだった・・・

アウトブレイク” というゾンビ大量発生事件後のアメリカの世界を描いていますが、POV方式と、もうそれが当たり前の世界を描いている作品です。
監督はヴァレリー・ミレフ、初めて作品を見ますが、ちょっと気になる他作品もあります。
主な出演者はブルース・ペイン、「ゲッタウェイ スーパースネーク」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12195182.html に出演しています。
そしてスコット・アドキンス、「ドクター・ストレンジ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14710148.html に出演していますが、他にも多くのの作品に出演しています。
紅一点はダニエラ・アロンソ、監督の他作品にも出演していますが、今作で初めて見ました。

物語は、ゾンビ対策の特殊部隊にテレビクルーが密着しているドキュメント作品制作という感じになっています。
今作で面白いのは、ゾンビがいる世界が当たり前になっていて、抗ゾンビ薬、武器、体験談、そして噛まれたが腕を切り落としてギリギリゾンビにならなかった人間とかを、CMや、番組で流しているカットが差し込まれるところですね。
しかしドキュメンタリー部分になると、リアルなゾンビとの戦いシーンとなり、毎回誰かが殉職していきます。
そして、この特殊部隊に入ったそれぞれにもスポットが当たり、家族を失ったことで志願したもの、元犯罪者、それぞれの履歴が語られていったりします。 また、この作品中のゾンビはとにかく動きが早く、集団行動をしてきます。 ですから一気に大量に襲いかかってきますから、全員無事にとはなかなかいきません。
そして物語はあるトレーラーに注目していきます。 そのトレーラーの中の積み荷に不信を抱いた特殊部隊、中の積み荷はドライバーは知っていますが必死に隠して恍けるんですね。 そして案の定そこにはゾンビが大勢いるんですね。 どうしてゾンビを運んでいるのか?
そこに今作の肝があるんですが。
これはなかなか面白い作品、こんな番組を見る人間もどうかと思いますが、ある意味ゾンビと共存している世界のお話ですが、いつまで無事でいられるんでしょうか?

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対ゾンビ特殊部隊

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彼らを取材しているクルーが密着

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しかし危険と

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隣り合わせ

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しかし謎のゾンビを大量に運んでいるトラックがある

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