anttiorbの映画、映像の世界

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絶対恐怖 Booth ブース

2005年作品、中村義洋監督、佐藤隆太主演。

今から数十年前、ベテランラジオパーソナリティーが電話相談を受けている。 相手はどうやら主婦で、昔の恋愛の話をしている。 いろいろ話を聞いていて彼女は最後には心中を図ったらしい。 そして彼女は 「自分だけ死んでしまった」 と言う。
その瞬間パーソナリティーは真っ青になる。 スタッフがブースの中を見ると天井からぶら下がっているコードに首をくくって自殺をしていた。
そして年月が経ち・・・深夜ラジオ番組『東京ラブコレクション』の人気パーソナリティー、勝又真吾(佐藤隆太)。 今日はいつものスタジオが使えなく、古いスタジオを借りて生放送をしていた。
生電話で若いリスナーの話を聞くというスタイルだが、ヘッドフォンが合わず苛ついている。 初めの電話は、小学校時代の話の電話だった。 一週間後転校してしまう男の子に自分の想いをこくろうとした時に 「見てんじゃねえよ」 と冷たく言われたという内容だった。
その瞬間に謎の声が入ってきた。 「嘘つき・・」 スタッフも勝又も混線と思い、次の電話に移った。 次の電話は、婚約者がいるのに無理やりつき合わされ、最近身勝手なその男から別れを言いだされたという話だった。 ?何か自分と重なることにきずいた勝又。
番組の途中でニュースを読む馬淵美保子アナウンサー(小島聖)を一方的に好きになり、婚約者がいるのに無理やり奪い取ったのだった。 ところが今は飽きてしまった。 その時にも聞こえる声 「嘘つき・・」 スタッフがこのブースは実はいわくつきだと初めて言い出す。
心霊特集に切り替えようと、言い出すものまで出てきた。 絶対やらないという勝又だが、構成作家芦川誠)は心霊投稿ばかり読ませようとする。 なぜ彼はかたくなに嫌がるのか? それは今日の昼に馬淵にとんでもないことをしでかしているからだった・・・7

3分という尺で限られた空間ですが、結構いけますね。 これは続編があるようです。
佐藤隆太は「Rookies」でブレイクする前でしたが初めての映画主演です。 かれは熱い役もはまりますが、こういう軽薄な軽い男も似合いますね。
まあ伏線の張り方がわかりやすいですが、限られたラジオブースという空間が却って締まった感じがします。 心理ホラーという感じの作品で好みですね。

イメージ 1深夜放送のDJ・勝又

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彼にはちょっとしたことがあった

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そしてその日の収録

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