しかし、ガチガチのネオナチ思想に染まったアダムは、神も人の情けも信じていない。イヴァンがアダムにここで取り組むべき目標を問うと、教会の庭のリンゴでアップルケーキを作るとその場しのぎで返答する。
ここに住みついた2人の前科者、パキスタン移民のカリド(アリ・カジム)とメタボ男のグナー(ニコラス・ブロ)、そして実は悲惨な人生を歩んできたイヴァンもどこかおかしい。
アダムはイヴァンの自己欺瞞を暴こうとするが、アダムのアップルケーキ作りを妨害するかのように災いが次々と教会に降りかかる…
2005年の作品ですが、今年日本公開されました。
主演はマッツ・ミケルセン、「ポーラー 狙われた暗殺者」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15891843.html が近作ですが、公開中のある作品にも少し出演しています。
そしてウルリッヒ・トムセン、「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12697219.html に出演していました。 この作品は私には合わなかった(^^)
物語はある一人の男が更正の為教会にやってきます。 スキンヘッドのアダムはガチガチのネオナチで、怖い男でした。 しかし出迎えた聖職者のイヴァン、飄々とした彼は、あらゆることに話し合いを求めて行きます。 ペースの狂ったアダムは、ある約束というか目標を言ってしまいます。 それはアップルパイを焼くこと。 りんごの木から収穫したりんごで、しかし簡単なようでそうは行きませんでした。
今作はちょっと独特な展開なんですね。 何を言ってもへこたれないと言うかマイペースなイヴァン、そんな彼は実は大きな問題を抱えているんですね。
そんな彼に一泡ふかそうとアダムが噛み付くんですが、そこでイヴァンが今まで見せた事のない雰囲気になるんですね。 意外に最後は清々しい展開、ブラックなコメディということですが、なんか良いんですよね。
イヴァンは変わった聖職者だった
そこに来たアダム
そして前からいたカリドとグナー
そしてイヴァンの説教を聞くが
しかしりんごの木が狙われる