2019年作品、アダム・エジプト・モーティマー監督、パトリック・シュワルツェネッガー マイルズ・ロビンス サッシャ・レイン メアリー・スチュアート・マスターソン出演。
幼少期のルーク(グリフィン・ロバート・フォークナー)には、自ら作りだした空想上の親友ダニエル(ネイサン・リード)がいたが、ある事件をきっかけにその存在を封印していた。 時が経ったある日、孤独と不安に苛まれたルーク(マイルズ・ロビンス)がダニエル(パトリック・シュワルツェネッガー)を呼び起こすと、彼はカリスマ性あふれる美青年の姿で現れる。 ダニエルの助言によって人生が好転したルークは、しだいにダニエルを必要としなくなっていく。 しかし、ダニエルはそれを許さず、ルークの精神を支配しようと動きだす。
これは面白いホラーでしたね。
監督はアダム・エジプト・モーティマー、初めて作品を見ました。
ルーク役はマイルズ・ロビンス、出演作を見るのは初めてのようです。
ダニエル役はパトリック・シュワルツェネッガー、「ゾンビーワールドへようこそ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15553893 に出演していましたが、もちろんシュワちゃんの息子です。
物語は、母子家庭となってしまったルーク。 母は精神的に病気で、困り果てていました。 ある日、近くのダイナーで無差別殺人事件が起き、ルークはその陰惨な現場を見てしまいます。 ちょうどその時隣に、背の高い歳がにかよった少年がいて、一緒に遊ぶことに。 彼をダニエルと呼び、母も認めますが、ある日ダニエルは母の飲み物に、薬を大量に入れさせます。 母は苦しみだし、怒られたルークはドールハウスのダニエルを閉じ込め封印してしまいます。 ダニエルはルークのイマジナリーフレンドだったからです。
そして時は流れ、学生になったルークですが、彼もやはり精神的に不安定でした。 母は相変わらずおかしな行動を取り彼自身もどんどん行き詰まっていきます。 そしてとうとうドールハウスの鍵を開け、ダニエルが蘇ります。
今作は、二重人格なのか? 憑依現象なのか、重度の妄想癖なのか? いろんな解釈ができそうで進行していきます。 しかしクライマックスはなかなかのショッキングホラーになっていきます。 秀作ですね。
ダニエルを連れてくるルーク
そして学生になり封印を開けると
ダニエルはテストの答えも教えてくれ
彼女にも近づき始める
しかし、彼の行動はエスカレートしていき
不気味な姿を見せ始める