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入国審査

2022年作品、アレハンドロ・ロハス フアン・セバスチャン・バスケス監督、アルベルト・アンマン ブルーナ・クッシ ベン・テンプル ローラ・ゴメス出演。

ディエゴ(アルベルト・アンマン)とエレナ(ブルーナ・クッシ)は移住のために、バルセロナからニューヨークへと降り立つ。 グリーンカードの抽選で移民ビザに当選したエレナは、事実婚のパートナーであるディエゴと共に憧れの新天地での幸せな暮らしを夢見ていたが、入国審査で状況は一転。 パスポートを確認した職員によって別室に連れて行かれた2人を待っていたのは、密室での問答無用の尋問だった。

監督は二人、アレハンドロ・ロハスとフアン・セバスチャン・バスケス、初監督のようです。
アルベルト・アンマンは、「記憶探偵と鍵のかかった少女」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/12202656 に出演でした。
ブルーナ・クッシは、「その住人たちは」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/30/060000 に出演でした。
ベン・テンプルは、「43年後のアイ・ラヴ・ユー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/01/23/060000 に出演です。
そしてローラ・ゴメスは、「エクスポーズ 暗闇の迷宮」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15452757 に出演でした。

これは町山氏が紹介していた作品ですが、なかなかの緊迫感のあるサスペンスでした。
客観的に見たら、厳し目の入国審査ですが、トランプ政権となり、メキシコとの国境に壁を作るだとか、今の第二次政権では強烈な関税で世界の各国を揺さぶっています。
本来アメリカは人種の坩堝と言って、いろんな民族が入国していて、夢をかなえようとやってきます。 しかし今は反転してあまり移民受け入れについては厳しくなっている? そんな側面が見えた作品でした。


ひたすら事実婚の二人が、厳しい尋問を受けるだけなんですが、そこからいろんな綻びが見えてきて、過去が暴かれていく様はちょっと精神的に怖いかもしれませんね。 そしてあのラスト、ちょっと震えます。