2018年作品、イ・チャンヒ監督、キム・サンギョン キム・ガンウ キム・ヒエ ハン・ジアン出演。
大学教授のジンハン(キム・ガンウ)は、妻(キム・ヒエ)を殺害してしまう。
財閥の2世で大手製薬会社の会長を務める年上の妻から所有物のように扱われることに不満を感じていた彼は、女子学生との不倫に走り相手は妊娠する。
妻と別れるためには殺す以外に方法はないと彼は思った。
証拠の残らない新薬を使ったことでジンハンの狙い通り妻は病死と判断され、全ては完全犯罪のはずだった。
彼にとって幸福な未来は手にしたも同然だったが、一本の電話が運命を一変させるのだった。
国立科学捜査研究院の遺体安置所では、一人の宿直の男(Hyun Bong-Sik)がいた。 彼は物音がしたことで、遺体の安置室に行くが、そこでひとつの扉が開いていた。 遺体が消えていたのだった。 誰かが侵入したのか? 宿直の男は侵入者を捜すが、一瞬遺体の姿を見た。 幽霊か? その時彼は頭部を殴打され意識を失う。
警察の捜査が始まり、現場に呼び出されたジンハンに、ベテラン刑事ジュンシク(キム・サンギョン)の執拗な尋問が始まるのだった。
果たして誰が、何のために?
それはこれから始まる奇妙で恐るべき一夜の幕開にすぎなかった・・・
これは韓国サスペンススリラーですね。
監督はイ・チャンヒ、新人監督ですね。 楽しみな監督となるでしょう。
主演は刑事役のキム・サンギョン、「一級機密」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15588808.html では主人公のパク役をしていましたし、今公開中のもうひとつの作品には王様役をしています。
そしてキム・ガンウ、「ミスターGO!」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12954541.html に出演していました。
物語は遺体安置所から忽然と消えた死体から始まります。 しかしこの死体は当初病死といわれていた、ある財閥の総帥の遺体でした。 葬儀も行われる事になるのですが、若い夫のジンハンがもう別の女のところに向かいます。
そう彼はその女を妊娠させ、妻をある新薬で殺したんですね。 その新薬は痕跡が一切残らないという、犯罪をするには持ってこいのものでした。 ただ廃棄されるべき失敗作ということでしたが、彼はこっそりこれをキープして使うんですね。
しかし遺体が消えたという通報を受け、呼び出された彼に、事情聴取が始まります。取調官は実はちょっとうらぶれた感じのジュンシクでした。 実か彼にはある過去があるんですよね。
そして遺体は誰かが盗んだのか? ジュンシクはもしかしたら仮死状態で、息を吹き返したんではと言い始めます。
今作は、ちょっと意外な展開になっていきます。 いろんな人間の過去が明かされていくと、糸が繋がっていく、なかなか面白い展開でしたが、一種の復讐劇ですね。
妻を殺したジンハン
しかし妻の遺体が消える
ジュンシクが捜査に
ジンハンは現場に呼び出され
疑いがかけられてしまう