ニューヨークを半壊寸前までにさせた魔法使いグリンデンバルド（ジョニー・デップ）が、ヨーロッパへの輸送中に脱走し自由の身となってしまう。 すぐにフランス・パリに拠点を置くと、策謀を張り巡らし、暗躍を始めるのだった。
一方、ニュート（エディ・レッドメイン）はニューヨークでの騒動もあって、イギリスから出国することを魔法省によって禁じられてしまっていた。 魔法省にいる兄のテセウス（カラム・ターナー）やホグワーツ魔法学校のクラスメイトだったリタ（ゾーイ・クラヴィッツ）から魔法省に加われば、海外渡航も許されると条件を出されるが、ニュートは自分は闇祓い向きではないと断ってしまう。
暗躍を続けるグリンデルバルドの目的は、ニューヨークで大暴れしたオプスキュラスのホストの少年クリーデンス（エズラ・ミラー）だった。 彼が自分の側につけば勝利は確実のものになると、配下の者たちに言って聞かせていた。
ニュートは突飛な行動をするのではと思われているのかと、魔法省から監視を受けるが、その眼をかいくぐってある者が彼を呼び寄せる。 その人こそホグワーツの恩師ダンブルドア（ジョード・ロー）だった。 そもそもニュートのニューヨーク行きを画策したのも彼で、ニュート同様魔法省からにらまれている身でもあった。
ダンブルドアはニュートにグリンデルバルドがパリで暗躍していることを伝え、彼を倒せるのはニュートしかいないと語る。 そうは言われても海外渡航を禁じられているニュートには、どうすることもできないのだが。 これ以上魔法省に睨まれてはアズガバン行きの可能性も出てきてしまう。
そんな中、ニュートの元に突然ジェイコブ（ダン・フォグラー）とクイニー（アリソン・スドル）が訪ねてくる。 二人は婚約したと言うが、少なくともアメリカの魔法省は魔法使いと一般の人間＝マグル・ノーマジとの結婚は認めていなかった。 そのことをニュートが問い詰めると、クイニーが魔法を使ってジェイコブに婚約を同意させたことが分かってしまう。
クイニーの魔法をニュートが解くとジェイコブは、クイニーへの愛は変わらないものの、今のままで強引に結婚してもいいことにならないとクイニーを嗜める。 クイニーは喧嘩別れするように姉のティナ（キャサリン・ウォーターストン）がいるパリに向かってしまう。
ニューヨークでニュートとともに危機に立ち向かったティナだったが、雑誌の記事でニュートとリタの婚約を知り、仕事一筋で生きていこうとしていた。 しかし、このニュースは誤報で実際にリタと婚約したのは兄のテセウスだった。
グリンデルバルドのことに加えてそれぞれの想い人までもが揃ってパリに行ってしまったことを受け、ニュートはジェイコブを伴ってパリに密入国することにする。ニュートが姿を消したことを受けて、ホグワーツに魔法省の執行部がダンブルドアを訪ねてくるが…
さて2作目ですね。 前作 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14580458.html とどうなっていくんでしょうか？
監督はデヴィッド・イェーツ、前作に引き続き監督を務めています。
主演はもちろんエディですが、しばらくはこのシリーズに専念するんでしょうか？
そして今作から登場はジョード・ローですね。 ダンブルドア役ということで、注目です。 近作は、「キング・アーサー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14988770.html ですが、今後は重要キャラになりますね。
そして前作ではほんの少しの登場だったジョニー・デップ、近作は 「オリエント急行殺人事件」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15280190.html となります。 彼がボスキャラに近いんでしょうね。
物語は、アメリカから脱走したグリンデンバルドから始まります。 凶悪犯の移送というリスクにやはりつけいれられてしまった、アメリカ魔法省。 向かった先はフランスでした。 一方ロンドンではニュートが、国外に出る事を禁じられていました。 そして新聞に婚約という誤報が出てしまい、ティナとの中に亀裂が入ってしまっています。
そこにダンブルドアからの依頼が舞い込みます。
さてこの新シリーズ、明るい感じかと思っていましたが、早くも殺伐としてきました。もっと魔法動物がいっぱい出て、それも可愛いのが出るのかと思いましたが、早くも戦いの様相を見せていきます。
ただテーマは、魔法使いと人間の関係性を巡る対立のようですね。 でもそれだけなんでしょうか？ 1作目で出来たエディたちの絆も早くも崩壊、戦いはヒートアップしちゃうんでしょうね。
