2024年作品、ジェレミー・ソルニエ監督、アーロン・ピエール ドン・ジョンソン アナソフィア・ロブ デヴィッド・デンマン エモリー・コーエン ジェームズ・クロムウェル スティーヴ・ジシス ダニエル・H・チャン ダナ・リー ザネイ・ジェイ出演。
自転車を走らせるテリー・リッチモンド(アーロン・ピエール)がパトカーに背後から追突される。 警官はテリーに対する嫌疑を信号無視の交通違反から麻薬の違法所持にまで発展させ、テリーの従弟を保釈するために用意した金を麻薬密売の疑いがあるものとして押収する。
テリーはその後、あくまで正規の手続きで保釈金を支払おうとし、その過程で弁護士志望のサマー(アナソフィア・ロブ)の協力をとりつける。 しかし、テリーの奮闘も空しく警察の陰湿な妨害によって従弟のマイク(C・J・ルブラン)は州刑務所へ移送されてしまう。 マイクはギャングによる殺人事件の裁判で証人になった過去があり、このまま移送されれば州刑務所にいるギャングから報復される可能性がある。 あらゆる手を尽くしたが、保釈は失敗に終わった。 テリーはついに行動に出る。
監督はジェレミー・ソルニエ、「ホールド・ザ・ダーク そこにある闇」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/29/060000 他もう1作記事があります。
アーロン・ピエールは、「オールド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/09/01/060000 に出演でした。
アナソフィア・ロブは、「チャーリーとチョコレート工場」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/12/07/180000 に出演でした。
そしてドン・ジョンソン、「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/02/10/060000 に出演でした。
唐突にパトカーに追突され、因縁をつけられ、持っていた現金を没収される立ち上がりから始まる今作、いきなり憤る展開でした。
人種差別的な面もある感じですが、何を言っても因縁をつけられ、金に対しては執着心が強い警察のようです。 この持っていた現金は従兄弟の保釈金で、これは一刻を争うものだということがだんだんわかってきます。
弁護士になろうとしている女性・サマーが助けようとしてくれますが、うまくいきません。
主人公は実は強いんですが、彼はあくまでも攻撃的ではなく、穏便に済ませようとじっと我慢をするんですね。
シビアにいうと予算的なことなのか、あまり派手なアクションにはあえてしていない感じでした。 設定もテリーは体術が専門ということで、撃ち合いという感じではありませんでした。 でもそれがかえって新鮮で、ラストの戦いは頭脳戦でした。