2023年作品、ケヴィン・グルタート監督、トビン・ベル ショウニー・スミス スティーヴン・ブランド シヌーヴ・マコディ・ルンド マイケル・ビーチ レナータ・ヴァカ オクタビオ・イノホサ出演。
末期がんで余命わずかと宣告されたジョン・クレイマー(トビン・ベル)は、藁にもすがる思いで、危険な実験医療処置を受けるためメキシコに向かう。 しかし、この手術は弱い立場の人々から金を騙し取る詐欺であることが判明する。 ジョンは復讐のため、自分を騙した詐欺師たちに死のゲームを仕掛けていく。
監督はケヴィン・グルタート、ソウシリーズは「6」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15162655 「ザ・ファイナル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15163982 を記事にしていますが、その後の作品では制作総指揮で参加しているようです。
今作ではセシリア・ペダーソン役でシヌーヴ・マコディ・ルンド、記事はありませんでした。
パーカー・シアーズ役でスティーヴン・ブランド、「Z Inc. ゼット・インク」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15339806 に出演でした。
今作は「1」と「2」の間のお話と言われています。 ジグソーことジョン・クレイマーは、このシリーズの最中に死亡して、後継者たちが彼の意思を継いで行きますが、その分岐点のような作品ですね。
一連のシリーズのような唐突さがなく、ドラマ仕立てというか、人間:ジョン・クレイマーが描かれる貴重な作品ですね。
彼は直接殺しはしません。 生き残るためには今までの所業を悔い改め犠牲を払う、それをゲームにする、その鉄則をいかに守っていくのか、そして相手が取るだろう行動を綿密に予測してゲームを作っていく、凄まじいほどの優秀な頭脳と推理力、さらには資金力も必要でしょう。