2010年作品、ケヴィン・グルタート監督、ショーン・パトリック・フラナリー、コスタス・マンディロア、ベッツィ・ラッセル出演。
ある人通りの多いガラス張りの建物の中に、3人の男女がゲームを行っていた。 女は天井に吊るされ、下にはチェンソーがあり、2人の男にもチェンソーが与えられている。 3人は三角関係にあった。 2人の男は女を見捨てることにし、チェンソーは女の腹を切り裂くのだった。
ジグソウのゲームから生還したボビー(ショーン・パトリック・フラナリー)という男は、自らの体験を本に書き、人気が出て多くの収入を得るようになっていた。 テレビの企画で生還者一同が集まり、語り合うという場が設けられ、そこにはボビーだけでなく、かつての片足を失ったゴードン医師(ケイリー・エルウィス)も参加していた。 そこで、実はボブは、ゲームにも参加していない人間であることがゴードンにはわかるのだった。
ジル(ベッツィ・ラッセル)は、ホフマン(コスタス・マンディロア)が逃げたことで、自分に危害が加わる恐れから、警察に保護を求め、ジグソウの後継者がホフマンであることを告げる。
ホフマンは、ある自動車解体工場で、人種差別グループをおさえ、ゲームに参加させていた。 彼らは全員死亡してしまう。 現場検証を行うギブソン刑事(チャド・ドネラ)に、ホフマンからジルを引き渡せというメッセージが届くのだった・・・
行くところまで行ってしまったホフマンと、ジョンの妻のジル、そこに現れたのは生還者を集めたボビーという存在でした。
ジグソウのゲームは、ある意味フェアなんですよね。 ゲームに参加させられた人間は、何かしら後ろめたいことをやっている、ジグソウはそんな人間に全うになるチャンスを与えるというある意味世直しゲームなんですね。
もちろんその残酷さはすさまじく、待った無しなんですがね。
しかし彼が死んで、その実行をさせていく人間が、やはりジグソウではなく、別の人間になるということで、その人間の考えが加わってきますし、そうなると、その人間の欲、傲慢さがどんどん出てくるんですよね。
そこに現れたのが、生還者と語る男。 実は彼はゲームに参加してはいなく、金儲けのために、本物の参加者を集め、会合を開きます。 もちろん彼はゲームに参加して行きますが、自ら手を上げたようなもんですね。
このシリーズを通じて思ったのは、あくまでも時系列に沿ったゲーム、そして出来事ではないんですよね。 ゲームが行われたのは、ずっと前だったり、実はジグソウが生きているときに起こった事件、またはジグソウが生きているときにターゲットを選んでいたり。
しかしその決まりが壊れたときに、ジグソウは更なる手を打っていたんですね。
これが何よりも恐ろしく、神出鬼没、本当は今でもどこかで生きているんでは? そんな感覚に最後までさせるシリーズになっています。
回想シーンのようにトビン・ベルは最後まで出てきますが、シリーズ完走するのはやっぱりジグソウなんですよね。
そして、続編が公開になりますね。
白昼ゲームが行われる
今回はみんなが見ている中で
今回のターゲットは偽りの生還者
彼の回りの人間が
そしてホフマンも
そして彼が現われる