2013年作品、ホ・ジョン監督、ソン・ヒョンジュ ムン・ジョンヒ チョン・ミソン キム・ジヨン出演。
少年の頃、ソンス(ソン・ヒョンジュ)は、嘘をついて兄に無実の罪を着せたがために、ソンスは養子で兄はその家の実の子供だったにも関わらず、父はそんな兄を嫌い遺言で全財産をソンスに残す。 無実の罪のせいで転落人生を歩んだ兄は、母の死後、行方をくらませていた。
今では社会的成功をおさめセキュリティ完備の最高級マンションに妻のミンジ(チョン・ミソン)と二人の子供達と幸せに住むソンスの元に、ある日、兄が暮らしていたという薄汚れたアパートの管理人から連絡が入り、失踪した兄の家財道具を引き取るようにと言われる。
妻子を連れて、そのアパートへと行ったソンス一家は、兄と同じアパートに住む母・チュヒ(ムン・ジョンヒ)と幼い娘・ピョンファ(キム・ジヨン)と知り合い彼女らの部屋に招き入れられる。
その母は「このあたりは治安が悪い」と言って怯えていたが、ソンスが兄のいた部屋番号を口にするといきなり怒り出してソンス達を追い出す。 こうした出来事から、ソンスは、姿の見えない兄に対する恐怖心をいっそう募らせていく。
監督はホ・ジョン、「模倣霊」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/09/10/180000 を記事にしています。
ソン・ヒョンジュは、「悪のクロニクル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/11/19/180000 に出演でした。
ミンジ役はチョン・ミソン、「母なる証明」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/8843648 に出演でした。
実話を元にした作品と言われています。 そうだったら恐ろしいです、そんなお話でした。
主人公のソンスは、兄に対する言いようのない後悔があり、財産を全部相続してしまいました。 そして兄の消息は分かりませんでしたが、そんな兄の荷物の引き取りを言われます。 しかしそこは古びたアパート、マンションタイプでしたが、兄の痕跡よりも、なんかおかしい一室で、住居者がどんどん少なくなっていて、ぶち抜きで使っている人間が多いようです。
この犯人、恐ろしかったですね。 一種のホラー作品だと思います。