1997年作品、本広克行演出、織田裕二 柳葉敏郎 深津絵里 水野美紀 小野武彦 佐戸井けん太 ユースケ・サンタマリア 北村総一朗 斉藤暁 広末涼子 稲垣吾郎 いかりや長介出演。
歳末特別警戒期間で、湾岸署内はまさに戦場。強盗、空き巣、喧嘩に家出…。 年末になると事件が増えるもの。 すみれ(深津絵里)は、彼氏からの電話に出ることもできず、係長に昇進した真下(ユースケ・サンタマリア)も張りこみ、聞き込み、取り調べで右往左往。 交通課の雪乃(水野美紀)も息つく暇もない。
人出が足りなくて、退職後、警察学校に勤めている和久(いかりや長介)まで呼び出される始末。そんな中、魚住(佐戸井けん太)は自分の妻の浮気調査にかかりっきりで、あの3人、神田署長(北村総一朗)、秋山副署長(斉藤暁)、袴田課長(小野武彦)は「忘年会対策本部」で忘年会の準備に忙しい。呆れるすみれは「青島君がいてくれたら」と嘆く。
そのころ、杉並区内の派出所勤務の青島(織田裕二)は、区内の病院を訪れたオ-ストリアの大統領夫人を一目見ようと集まっている野次馬を整理していた。 大統領夫人後ろの車には室井(柳葉敏郎)が乗っていた。 警察庁警備局警備課に配属になり要人警護を担当しているのだ。 青島の姿を目にした室井は、まだ彼が湾岸署に戻されていないことに驚き、至急確認を取る。通達の書類が年末のどさくさで紛れてしまっていたらしいことが判明すると、室井は青島を湾岸署に戻すよう直接指示を下した。 結果、青島は交通課に配属になった。
演出は本広克行、「ブレイブ -群青戦記-」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/03/23/060000 を記事にしていますが、新作の映画も2作とも担当しています。
今作出演は、広末涼子、「最後まで行く」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/05/24/060000 に出演でした。
稲垣吾郎は、「あんのこと」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/06/09/060000 に出演です。
筧利夫は、「近江商人、走る!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/15/060000 に出演でした。
ドラマがあういう形で終わったので、これは貴重なスペシャルでしたね。 このシリーズが継続するにはこれを作らないと。
交番勤務になった青島でしたが、やはり彼を救ったのは室井さんでした。 しかしこの時点では、まだまだ湾岸署の問題児の青島は、たらい回しになってしまいます。
そして重要なのは、今回新城が登場することですね。 ことごとく室井と張り合う彼ですが、今後のシリーズにはなくてはならない存在になっていきます。