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ミッシング

2024年作品、吉田恵輔監督、石原さとみ 青木崇高 森優作 有田麗未 小野花梨 小松和重 細川岳 カトウシンスケ 山本直寛 柳憂怜 美保純 中村倫也出演。

沙織里(石原さとみ)の娘、美羽(有田麗未)が突然いなくなり、見つからないまま3か月が過ぎ去った。 少しずつ世間の関心が薄れ焦る沙織里は、夫・豊(青木崇高)との夫婦喧嘩が絶えず、唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者、砂田(中村倫也)を頼る。 そんななか、娘の失踪時にアイドルのライブに行っていたことが知られ、ネット上で育児放棄だと誹謗中傷に遭う。 世間に晒され続けた沙織里の言動はしだいに過剰になり、悲劇の母を演じてしまうようになる。

監督は吉田恵輔、「神は見返りを求める」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/01/23/180000 を記事にしています。
石原さとみは、「そして、バトンは渡された」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/11/17/060000 に出演でした。
青木崇高は、「犯罪都市 NO WAY OUT」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/03/01/060000 に出演でした。

流石の吉田監督の作品という感じでしたね。 心理的な描写が上手い監督だと思いましたが、それぞれ役者さん達が鬼気迫る演技を見せてくれています。 もちろん題材も、シビアで、親として、きつい中必死にいなくなった娘を探す姿は、特に母親はなりふり構わなくなるのは、当然だと思いますが、それは見ていくにつれてさらに思いが強くなっていきますね。
正直なところ、こういう行方不明で、見つからずに何年にもなる事件は多くある気がしますね。 親御さんの気持ちがビンビン伝わってくる作品でした。