2024年作品、久野遥子 山下敦弘監督、森山未來 五藤希愛 青木崇高 市川実和子 鈴木慶一 水澤紳吾 吉岡睦雄 澤部渡 宇野祥平声の出演。
雷の鳴る豪雨の中、寺の和尚さん(鈴木慶一)は段ボールの中で鳴いている子猫をみつける。 その子猫は“あんず”と名付けられ、大切に育てられた。 ところがおかしなことに10年20年経っても、あんずは死ななかった。 そして30年たった頃、どうした加減かいつしか人間の言葉を話し、人間のように暮らす“化け猫”になっていた……。
現在37歳のあんず(森山未來)の仕事は按摩のアルバイトで、移動手段は原付。 ある日、親子ゲンカの末、長い間行方知れずだった和尚さんの息子・哲也(青木崇高)が11歳の娘かりん(五藤希愛)を連れて帰ってくる。 だが、再び和尚さんとケンカをして、彼女を置いて去ってしまう。 かりんは哲也が別れ際に言った「母さんの命日に戻ってくるから」という言葉を信じて待ち続けるも、一向に帰ってこない。 母親の墓に手を合わせたいというささやかな望みさえ叶わないかりんは、あんずに「母さんに会わせて」と懇願。 たった一つの願いから、地獄をも巻き込んだ土俵際の逃走劇が始まる……。
監督は共同で久野遥子、監督は初めてのようです。
もう一人は山下敦弘、「告白 コンフェッション」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/06/03/060000 が近作ですね。
あんずちゃんの声を森山未來、「犬王」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/06/01/060000 では主演の友魚役をしていました。
かりん役は五藤希愛、初めてですね。
これは原作を知らずに見にいきましたが、なかなか面白かったですね。 明らかにだらしのない父、そんな父に連れてこられた父の実家のお寺に住み着いている化け猫、それがあんずちゃんでした。
完全に人間のような振る舞いで、村の人たちも受け入れているようですし、東京に来ても違和感があまりないのが面白かったです。
これはテレビシリーズにしてほしいですね。