2023年作品、アルテム・セイタブラエフ監督、アンドレイ・サミニン マクシム・デヴィゾロフ パヴロ・リー アンドレイ・モストレンコ出演。
2013年から2014年にかけて、独裁的なヤヌコーヴィッチ政権に憤慨したウクライナの人々は蜂起した。 ロシア特殊機関が手助けしたヤヌコーヴィッチの逃亡をきっかけに、地元協力者の支援を受けたロシア軍はクリミア半島を占領し、プーチン大統領はさらにウクライナ全土を手に入れようとしていた。 そんな折、ウクライナ保安庁州本部の集会で抗議活動参加者が州政府を攻撃し、州政府長官は辞任に追い込まれる。
そのころ、スタニツィヤに送ったウクライナ軍の部隊が分離派にさらわれ、アヴジェーエフ大佐（アンドレイ・サミニン）が取り返しに交渉に赴く。 大佐は役職をもらってロシア側に寝返るようにと説得されるが、ウクライナを守るため、若き戦士のマクシム（マクシム・デヴィゾロフ）やヴラドらを従え、戦うことを決意する。
監督はアルテム・セイタブタエフ、初めての監督です。
アンドレイ・モストレンコだけは、「スナイパー コードネーム：レイブン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/29/060000 に出演でした。
ウクライナの今のロシア・ウクライナ戦争につながるお話ですね。
ヤヌコーヴィチ政権が、露骨な親ロシアだったことで、失脚していまだに彼の悪名が国内で高いようですね。 そのウクライナの混乱期に、ロシアはたびたびウクライナにスパイというか実働部隊を密かに送り込んで、内部から混乱させていく、今作ではドキュメンタリーではなくなかなか反った時代背景に合わせたドラマにしています。
ここは昔から紛争の火種の地なんでしょう。
