2022年作品、なるせゆうせい監督、加藤小夏 北川尚弥 定本楓馬 蒼木陣 高橋健介 モト冬樹 かとうかず子出演。
元財務省の父の影響をうけていた高橋アサミ(加藤小夏)は、高校 3 年生にして、政治に対し人一倍強いイデオ ロギーを持っていた。 それゆえ、政治経済の授業でも、疑問に思ったことを先生に問いかけ、論破するほど。 やがてアサミはクラスメイトの安倍(北川尚弥)や中谷(定本楓馬)らと共に、少しでも自分たちのできることで未来を明るく しようと、衰退しつつある商店街で開催されるお祭りを盛り上げるべく、地元の若手新聞記者の荒畑(高橋健介)に掛け合いに 行く。 そしてその帰り道、アサミは元戦隊ヒーローとして活躍していたタレント議員の武藤(蒼木陣)と遭遇する。 その出会いをきっかけに、小さな波紋は、やがて大きな波紋へと広がっていく...。
監督はなるせゆうせい、初めて作品を見る監督でした。
主演のアサミ役は加藤小夏、「身代わり忠臣蔵」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/02/14/060000 に出演でした。
武藤役で蒼木陣、初めての俳優さんでした。
これは結構突っ込んだテーマの作品ですね。コロナ禍で誰しもが苦しんでいる商店街の復興をかけたテーマですが、行っていることは財務省の横暴？ をしっかり指摘しているお話になっています。
原作は「こんなに危ない！？消費増税」という漫画で、評論家の藤井聡の著作です。 彼は安倍内閣の参与を務めたこともあるんですが、はっきりとアベノミクスの失敗を冒頭で指摘している構成になっているところが、なかなかの切り込みでしたね。
これは多くの国民が見て欲しい作品でしたね。 高校生の物語と甘く見ていけない貴重な作品でした。
