anttiorbの映画、映像の世界

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スパイの妻<劇場版>

2020年作品、黒沢清監督、蒼井優 高橋一生 坂東龍汰 恒松祐里出演。

一九四〇年。少しずつ、戦争の足音が日本に近づいてきた頃。 聡子(蒼井優)は貿易会社を営む福原優作(高橋一生)とともに、神戸で瀟洒な洋館で暮らしていた。 身の回りの世話をするのは駒子(恒松祐里)と執事の金村(みのすけ)。 愛する夫とともに生きる、何不自由ない満ち足りた生活。
ある日、優作は物資を求めて満州渡航する。 満州では野崎医師(笹野高史)から依頼された薬品も入手する予定だった。 そのために赴いた先で偶然、衝撃的な国家機密を目にしてしまった優作と福原物産で働く優作の甥・竹下文雄(坂東龍汰)。 二人は現地で得た証拠と共にその事実を世界に知らしめる準備を秘密裏に進めていた。
一方で、何も知らない聡子は、幼馴染でもある神戸憲兵分隊本部の分隊長・津森泰治(東出昌大)に呼び出される。「優作さんが満州から連れ帰ってきた草壁弘子(玄理)という女性が先日亡くなりました。ご存知ですか?」
今まで通りの穏やかで幸福な生活が崩れていく不安。 存在すら知らない女をめぐって渦巻く嫉妬。
優作が隠していることとは――?聡子はある決意を胸に、行動に出る……


これはドラマ版が放送されたんですね。
監督は黒沢清、「旅のおわり世界のはじまり」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15980071 が近作ですね。 黒沢監督はやはりホラー系のイメージが強いですが。
主演は蒼井優、「ロマンスドール」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/02/08/060000 は秀作でしたね。
高橋一生は上記の作品でも夫婦役でした。「引っ越し大名! 」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/11/060000 も記事にしています。


物語は第二次大戦で、アメリカとの開戦の直前のお話です。 色濃くなってきた戦時色の中、イギリスと同盟を破棄して敵国となった日本は、英語や、西洋の様相を極端に統制する世の中になってきています。 英国人はスパイ容疑にかけられ、取引相手のために優作は多大な保釈金を払います。 貿易会社は順調でしたが、彼は甥の文雄と忘年会の出し物の短編映画撮影を真面目に制作していました。

さらにそのためと、大陸の今の様子を見にいきたいと言い出し、文雄とともに満州に行きます。 これが彼と、文雄、そして総子の運命を変えていきます。


これは面白かったですね。 日米開戦の裏面を描いているような、そして日本を敗戦に導くために暗躍したような作り。 さらにその理由が満州におけるある旧日本軍の所業のためという設定が面白かったです。

この中国大陸の日本軍のある実験は、昔森村誠一がすっぱ抜き、一段センセーショナルとなりましたが、“悪魔再び“のような設定に驚きました。


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イギリス商人がスパイ容疑で連れ去られる

 

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警告に来る津森泰治

 

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文雄とともに映画を撮る優作

 

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二人は商売と視察、そして撮影に満州

 

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映画は完成する

 

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しかしその後彼の行動が変わっていく

 

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