2023年作品、アキ・カウリスマキ監督、アルマ・ポウスティ ユッシ・バタネン ヤンネ・フーティアイネン ヌップ・コイヴ出演。
北欧の街ヘルシンキ。アンサ（アルマ・ポウスティ）は理不尽な理由で仕事を失い、ホラッパ（ユッシ・ヴァタネン）は酒に溺れながらも、どうにか工事現場で働いている。ある夜、カラオケバーで出会った２人は、互いの名前も知らぬまま惹かれ合う。 だが、不運な偶然と現実の過酷さが、彼らをささやかな幸福から遠ざける。 果たして２人は、無事に再会を果たし、想いを通い合わせることができるのか……？
監督はアキ・カウリスマキ、「希望のかなた」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15298616 が前作ですね。
アンサ役はアルマ・ポウスティ、「1日半」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/10/07/060000 に出演でした。
ユッシ・バタネンは、「アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/16/180000 に出演でした。
この監督の作品は、ぜひ見たいですね。公開規模が少なく、上映館は基本混んでいるのは覚悟しなければなりませんし、時間もなかなかいい時間帯にはやってくれません。 まあ都内に行けばなんとかなるんですが。
物語は、職を失い苦労する女性と、アルコール依存でどうしても仕事が長続きしない男のお話ですね。 微妙にすれ違う2人、惹かれあっていますが、なかなか実りません。そしていよいよというところでも。
町山氏は、この監督は役者に演技をさせないという手法と言っていましたが、まさにその通りですね。 他作品で主演の2人を見ていますが、全く演技の仕方が違いますからね。 それでも何か惹かれる作品を作る監督に脱帽です。
