anttiorbの映画、映像の世界

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コントラクト・キラー

1990年作品、アキ・カウリスマキ監督、ジャン=ピエール・レオ マージ・クラーク ジョー・ストラマー セルジュ・レジアニ出演。

ロンドンで暮らす孤独なフランス人アンリ(ジャン=ピエール・レオ)は、長年務めた職場をあっさり解雇されてしまう。 絶望して自殺を図るもことごとく失敗した彼は、ギャングのアジトを訪れて自分自身の殺害を依頼する。
死を待つアンリだったが、パブで花売りのマーガレット(マージ・クラーク)に出会って恋に落ち、生きる希望を取り戻す。 しかし、殺し屋(ケネス・コリー)はすでに差し向けられていた。

監督はアキ・カウリスマキ、「ル・アーヴルの靴みがき」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/7939536 を見て以来監督のファンになりました。
主演はジャン=ピエール・レオ、上記作品にも出演していました。
マーガレット役はマージ・クラーク、彼女は初めてですね。

この監督の作品は、なかなか展開は読めないんですが、そこがとにかくワクワクさせてくれます。 今作はサスペンス調で話が進んでいきますが、ところどころクスッと笑ってしまうところもあり、ああ!と嘆いてしまうところもあります。 風刺も効いていますが、それでも人間の尊厳、生きる糧みたいなものも感じますね。
クライマックスの殺し屋の行動も、じっくり時間をかけて彼の内面まで描かれていますし、さらっとある人物の姿で終わるところにも、哀愁を感じます。
名監督ですね。