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バイオレント・ナイト

2023年作品、トミー・ウィルコラ監督、デヴィッド・ハーバー ジョン・レグイザモ アレックス・ハッセル アレクシス・ラウダー ビヴァリー・ダンジェロ キャム・ギガンデット ジャン・アイディン フォン・チャン出演。

クリスマスイヴの夜。 イギリスの酒場で飲んだくれるサンタ姿の老人(デヴィッド・ハーバー)。 彼は本物のサンタクロースだが、物欲にまみれた子どもたちに嫌気をおぼえ、今年が最後と思いつつソリに乗ってプレゼントを運んでいる最中だった。
大富豪であるライトストーン家の豪邸に舞い降りるサンタクロース。 屋敷では一家を牛耳る高齢の母親・ゲートルード・ライトストーン(ビヴァリー・ダンジェロ)の元、不仲な一族がパーティーに集っていた。 長男ジェイソン(アレックス・ハッセル)は、別居中の妻子を連れて参加し、母親の指揮下を離れて家を捨て、妻と縒りを戻したいと願っていた。 今年はサンタに願い事をしていないと嘆く愛娘トルーディ(リア・ブレイディ)のためにトランシーバーを贈り、願えばサンタに伝わるとアドバイスするジェイソン。
そんな中、屋敷を急襲し大勢の使用人やガードマンを皆殺しにする武装強盗団。 一味はライトストーン家の内情を詳しく探っており、屋敷の地下金庫に3億ドルの現金があるとの情報を掴んでいた。 家族をリビングに監禁し、金庫を解錠すべくコンピューターを操作する一味。   
銃声に驚き、屋根からソリごと飛び去ってしまうトナカイたち。 取り残されて仕方なく賊と戰うサンタクロース。 彼は遠い昔、まだ人間だった頃は悪事も厭わぬ最強の戦士だったのだ。 倒した賊のトランシーバーで、偶然にトルーディとサンタクロースの通信が繋がった。 クリスマスの「良い子リスト」に載っており、サンタを信じ純真なトルーディのために事件への介入を迫られるサンタクロース。

監督はトミー・ウィルコラ、「ザ・トリップ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/10/24/180000 他2作品記事にしていますが、なかなか面白い作品を作る監督ですね。
主演のサンタ役はデヴィッド・ハーバー、「グランツーリスモ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/09/19/060000 に出演でした。
ジョン・レグイザモは、「ザ・メニュー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/11/20/060000 に出演でした。

サンタの過去も色々あるようですが、基本長く生きている超越した存在で、ある程度魔法が使えるのが基本のようですね。 でも、現代にサンタは、どこか疲れていて、そのわけは子どもの心の変化のようで、どんどん悪い心を持っている子供が増え、その存在が大人になり、極悪の人間に成長してしまっている、 今作もそういう作品でした。
ただ、サンタも過去があり、悪人を容赦無く制裁を加えるのは爽快でしたが、ただ、なかなか悪人もしぶといんですね。
題名通りの“バイオレント“でした。