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新日本暴行暗黒史 復讐鬼

1968年作品、若松孝二監督、吉澤健 津島明子 田口一矢 関成夫 村岡五郎 津崎公平出演。

ある山村。肺病家系と言われ村八分にされ暮らしている兄(吉澤健)と妹(津島明子)。 そして悲劇は起きた。 縛り上げられた兄の目の前で妹が村の男たちに凌辱されてしまう。 そのショックで妹は発狂し・・・・遂に怒りの塊は爆ぜた!  兄は村中を惨劇の場へと落とす復讐の鬼と化すのだった。
「俺は昨日死んだ男だ! 」「貴様のこの血の色と、俺の血の色とどう違うんだ! 」「死ね! 」

監督は若松孝二、「エロティックな関係」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14727645 を監督作としては記事にしています。
吉澤健は、「渇水」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/06/09/060000 に出演でした。

今作は昨日記事を上げた、“津山事件“を題材にした一番最初の作品と言われています。
若松監督らしい、エロティックで、ゴツゴツした感じの仕上がりですが、露骨な差別、リンチ、輪姦で始まる過激な展開でしたね。 でもこういう地方の露骨な差別、さらには村八分、さらには間引きのような殺しもあったのではないでしょうか? リアルなのかもしれませんね。